ドイツ国内の老後のネットワーク

日本でもドイツでも、少子高齢化社会は深刻な問題となりつつあります。

欧州の中でも、ドイツは特に高齢化の進みが早く、おそらく2030年には29%! 2014年には31%以上とかなりのハイペースで高齢化社会が進行していくだろうと言われています。 詳細はNIPPONip47号を読んでいただくとしまして・・・

ドイツでの老後は、ほぼほぼ充実したサポートがあるように思えますが、実際は日本と同じ。 少子化に加えて、就業形態から外れた若年層が増える傾向にあり、老後に充分な年金や介護支援のサポートを受け取ることが出来ない可能性も示唆されています。

ところで、どんなにドイツ生活に慣れ親しんだとしても、やっぱり懐かしくなる日本語での会話。 病床で和食しか受け付けないようになったり、どうしても母国語以外が思うように出てこなくなったり、心身ともに変化が顕著にみられ始める老後の生活。 そのような時、無理なく助け合う互助ネットワークがドイツのいくつかの地域にあるのでまとめてみました。

重要!各地の会は、「高齢者のための会」ではなくて、まだまだ若い方のための会でもあります。

ドイツで長く生活する上で役に立つ知識や、先達の知恵を借りて助けてもらったり交流の場でもあり、互いに助け合う場でもあるので、まずはHPなどで会の雰囲気を確かめてみてはどうでしょう?
注意:ここに記載しているのは、許可を得られたネットワークのみです。 ドイツ国内には、記載されている会以外にも色々な集まりやネットワークの会があります。

©️ ミュンヘン友の会-日本人の老後を支えるネットワーク/加工処理済み

ミュンヘン友の会-日本人の老後を支えるネットワーク-München Tomono-Kai:

Nachbarschaftshilfe für Japaner(innen)in München und Umgebung e.V.

地域 ミュンヘン市とその近郊
会の趣旨 ミュンヘン市とその近郊に住む日本人を対象として、自分達の小さな力を出し合って、お互いに助け合い、「ドイツの看護・介護ではカバーしてもらえないサポートを会員同士で提供しあう」を目的とし、月に一回例会(第2水曜日14時30分から約2時間)を開いて会員同士の親睦を図り、外国生活から生じる様々な問題を解決するために勉強会や講演会を行っています。
会のイベントや行事 介護や看護、医療や法律などの専門家による講演会、クリスマス会、新年会、お花見、ビアガーデンの集い、ハイキング等の親睦会。
突然の身内・親族のご不幸などの際のサポートの有無 会員の希望に沿って会として出来る限りのサポートを行う。
入会方法 HP ミュンヘン友の会  入会申し込みカードはホームページからダウンロードできます。

 

©️ ライン・マイン友の会/加工処理済み

ライン・マイン友の会
地域 ライン・マイン地域
会の趣旨 ドイツの医療や介護ではカバーできないサービスを会員同士が提供しあうことを目的として立ち上げられた互助組織。
講演会のまとめやお役立ち情報を掲載した会報を定期的に発行。また、5地域別の地区別活動も活発に行っている。
会のイベントや行事 種々講演会(健康、医療、法律、歴史、日本文化等)
新年会やバーベキュー等の懇親会
ヨガ等のワークショップ
終活に関する勉強会、介護施設の見学
遠足・展示会等の訪問
突然の身内・親族のご不幸などの際のサポートの有無 会員の希望に沿って会として出来る限りのサポートを行う。
入会方法 H当会HP から入会申込書をダウンロードし、申込書に記入の上、自筆署名後郵送または、PDF処理により、メールに添付も可。

 

©️ 登録社団法人 竹の会 /加工処理済み

登録社団法人 竹の会 組織名 ドイツ公益登録社団法人 デュッセルドルフ交流サポートセンター 「竹」 通称「竹の会」 Japanisches Begegnungs- und Hilfsnetzwerk TAKE Düsseldorf e.V.
地域 デュッセルドルフ市、NRW地域
会の趣旨 ドイツの社会制度を基盤とし、長期・永住日本人がドイツで老いていく為に要する情報を収集提供し、相互協力・支援しあい、世代や国境を越えたネットワークづくりを促進し、より過ごし易い環境を作り出していく。もし老化による支障が出ても、日本文化や習慣を理解しあえる仲間とともに援助し合い、癒される環境づくりを目指す。(各種催し開催日はホームページ参照)
1. 出会いの場、ネットワーク作り(よりあい、コーラス、太極拳などの運動を通して、又は講演会を通じての仲間作り)
2. 地域社会とのつながり(独日文化交流、あじさい祭り、地区会議への参加、おとなり会、日本人学校児童と介護施設交流のサポート)
3. 日本の文化や習慣が配慮された老後の環境作り(講演会や勉強会で学ぶ、お雑煮の試食、折り紙など日本文化の広報等)
4. 相互支援 (会員による、会員の為の、同感者だから出来る援助)
会のイベントや行事 いずれも場所はZPO
例会(隔月第2金曜日 16:00-18:00)
よりあい(会員非会員が集まって親睦会、軽喫茶毎月第4金曜日16:00-18:00)
折り紙(第2木曜日 15:00-17:00)
あじさい祭り(プチ日本夏祭り、1年に1度、今年は7月7日)
独日文化交流(ドイツ人グループと交互に担当、毎月第1水曜日15:00-17:00)
お隣会(竹の会事務所近隣に在住の日本人家族と介護施設との懸け橋、ドイツ食調理、習慣や風習の伝承、和食つくりなど。毎月第3金曜日 10:00-13:00)
地区会議(地区所在公民間社会福祉団体連合会)への参加
日本人学校との交流(次世代との繋がり、児童介護施設訪問時の懸け橋、昔遊びなど)
ボランテイア育成
竹コアー(第2金曜日 15:00~16:00)
講演会(テーマ『Grundsicherung』『ドイツの葬儀』、『認知症』、『相続法改正』、『漆器』など)
相談日、相互支援、ウオーキングドイツ歩こう会、クリスマス会、新年会、グリルの集い、バザー、落語、コンサートなど
突然の身内・親族のご不幸などの際のサポートの有無 会員同士で行う相互支援の一環として、事前にご希望意思を明示している場合。
入会方法 ホームページ またはメール にて入会申し込み

 

DeJaK-Tomonokai e.V. (Deutsch-Japanischer Verein für kultursensible Pflege)

公益法人: 日独文化を配慮した介護 (デーヤック)

地域 ドイツ全国
会の趣旨 何事も自分で決定することを前提としているドイツ社会で高齢期を迎える場合、周りの人や国が何かをしてくれるのを待っていても何も始まりません。具体的に準備や行動をすることが不可欠です。当会は、高齢者福祉に関して、また介護が必要になった時のためにドイツの法律上、備えておくべきこと、知っておくべきことを日本語で伝えることを趣旨とし、各地でそのための講習会や勉強会を開いています。また、在独邦人自身が近隣の在独邦人要介護者の支えになれるよう、各地でボランティアを養成することを目標としています。(NRW州では既に独法律上認可実現、ベルリンでもボランティア活動を開始しています。)
会のイベントや行事 当会は全国の会ですが、活動のコアとなっている地区は、デュッセルドルフ地区、ベルリン地区、フランクフルト地区、カールスルーエ/バーデン=バーデン地区、ミュンヘン地区があります。地区では、近郊の会員が定期的に集まる会があったり、また講習会・勉強会を近郊地区の地域に根差して活動されているグループと協力して行ったりしています。
突然の身内・親族のご不幸などの際のサポートの有無
入会方法 DeJak HP の「入会のお申込み」、または下記に直接ご連絡ください。最初の年会費(30ユーロ)が入会金となります。

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