侍展ー華麗な日本の武士道 アン・ガブリエル・バルビエ・ミュラー・コレクション【ミュンヘン】

日本でもなかなか見ることが出来ないレアで、状態の良い武具や侍の世界が垣間見える展示会がミュンヘン・Kunsthalleで開催されています。 先着5組10名様に入館券をプレゼント。 詳細は、当記事の最後をご覧くださいませ(記事も飛ばさずに読んでください〜) 追記:姫路城内がVRで見える!オリジナルVRスコープ&携帯アプリ(無料DL)新登場

SAMURAI – 侍展
日時 2019年2月1日(金) 〜6月30日(日) 10:00 – 18:00
場所 Kunsthalle der Hypo-kulturstiftung
Theatinerstr.8
80333 München
最寄駅U3/6 Marienplatz駅、 トラム19,Theatinerstrasse駅
入場料 14EUR  大人
12EUR  シニア
7EUR  学生
1EUR 子供(6〜18歳)
24EUR  家族チケット
月曜日は半額*
お問い合わせ kontakt@kunsthalle-muc.de またはHP

*4月22日、6月10日を除く

侍展 華麗な日本の武士道

アメリカ・テキサスの有名な武具コレクター Ann and Gabriel Barbier-Mueller のコレクションの一部を展示した展示会がミュンヘンで開催されています。

この展示会では華麗な展示品だけでなく、当時実際に使用されていた武具・防具だけでなく装飾品、珍しい馬の防具調度品、当時の武士の家族の生活の中で使われていたものなど100点以上ものコレクションが展示されています。 特に当世では珍しい1名の武士の全ての持ち物(小物、装飾含む)が揃った武将セットも展示されています。

展示会場は「侍」とは何か?「武士」とはどのように日本の歴史を形作っていたのかを段階的に魅せ、理解を深められるように試行錯誤された展示となっています。 全く日本の文化を知らないドイツ人の方が武士の生活や成り立ち、歴史を感じられるようなビジュアル体験と各展示品への詳しい記述が会場内に散りばめられています。 また、武士道にはちょっと詳しい通の方でも、これまで見たことの無いような貴重なコレクション、文化的な展示もあり飽きさせません。

ミュンヘン・ノイシュバンシュタイン城と兵庫県・姫路城

展示会の入口手前には、姫路城の大きなパネルがあります。 ところで、バイエルンの誇るノイシュバンシュタイン城が別名白鳥城と呼ばれる事をご存知でしょうか? そして、姫路城は外壁の美しい白から白鷺城という愛称を持ちます。 白鷺と白鳥、同じ白い鳥に例えられる美しい城、という縁もあり、2015年に観光友好交流協定が結ばれています。 今回の展示では姫路城の当主池田家に所縁ある武具・防具が多く展示されています。

追記: 姫路城内がアプリと特別オリジナルVRスコープで見学可能になりました。 会場にてスコープが入手可能です。 復元CGで現在では見ることのできない姫路城の在りし日の姿を見ることが可能になります。  

貴重なコレクションの数々

100点以上ある展示品の中でも、絶対に見逃せないレアなコレクションの一部をご紹介します。

毛利アンサンブル

とても貴重な毛利アンサンブル ©️Kunsthalle Muenchen クンストハレ

三本の矢、三子教訓状で有名な毛利元就の三男、小早川隆景の武将セットが会場の最後に展示されています。 豊臣秀吉の命で行われた朝鮮出兵の功を労われ、下賜された家紋・桐紋をあしらった武将セットです。 甲冑、兜、武具に加えて、陣羽織、陣笠に家庭で使われていたとされる火消しの道具や小箱まで全てが揃っている歴史的にも珍しい展示品です。

時代背景と武士たちの人柄や生活も見えてくる

武士をテーマにした展示はこれまで、武具や防具、刀や兜と限定されたモノを見ることが多かったのではないでしょうか? この侍展では、武士を取り巻く家庭での生活として自宅に残された妻君達が使っていたとされる火消し道具、戦の相棒でもある馬に関わる馬防具や馬面、実際に戦の際の情景を想像させる浮世絵や屏風。

戦うだけではなく、文化人であり、政治的な力も持っていた武士達の知識や教養が窺い見える展示物も多くあります。 武士の間で貸し借りもしていたという茶釜、借りた茶釜へのお礼の手紙(直筆)もあります。

かぶとのデザインに隠された意味

海をモチーフにしたり、動物をモチーフにしたり、奥深いかぶとのデザイン

この展示会内でも特に注目してほしいのは兜(かぶと)。 バラエティーに富んだかぶとのデザインの数々は、その表現の豊かさとモチーフの多様さから見るだけでも楽しめます。 侍展ではより楽しめよう、かぶとのモチーフ毎に分けて展示をしたり、どのような素材でかぶとが作られているのかが見えるように工夫がなされています。

何故、武士たちの兜はこんなにも多様性があり、言ってみれば遊び心で溢れているのか? その理由は当時の武士には死と隣り合わせの人生、「いつ死んでもいいように楽しく生きよう」という遊びの精神があったそうで、その気持ちが特に現れるのが「かぶと」だったそうです。 本当になんでこのモチーフにしちゃったの・・・という面白系かぶとから、ただただ格好良いかぶとまで一堂に集めた展示はなかなかありません。

日本でもなかなか見ることが出来ない歴史的な展示をドイツ・ミュンヘンで見る

日本でも馬の防具はなかなか見ることが出来ないのではないでしょうか。 馬の鞍はまだしも、とても珍しい面や鐙(あぶみ)の展示もあります。 ドイツでは乗馬が比較的一般的ですが、日本独自の形をしたあぶみを見ることも、そう滅多にないはずです。

とても珍しい馬のための面

鞍とあぶみ

当時の馬に乗る侍たちの様子を再現

ただ武具・防具を展示するだけでなく、実際に使われていた様子を見せることでより理解の深まるように考えられた展示

日本人ならなんとなくイメージがある「戦」の風景、ドイツ人にもイメージが湧きやすいように会場内の数カ所には浮世絵や絵画などが展示されています。 これらはただの一例・・・会場にはさらに珍しい展示品もあります!

お子様も楽しめます

お子様向けのオリジナル・クイズブックも無料で入手可能です。展示を見ながら、説明を読みながら、どんどん武士に詳しくなれる楽しいクイズブックです。 6歳以上12歳までのお子様は、入口でチケット購入時に貰えます。 (またはチケット売り場で入館券を見せて、お伝えください)

 

鑑賞ガイドツアー、日本語もあります!

会場に入ってすぐに、日本や侍についての詳細なガイドパネル有り。

会場内には入口すぐにオーディオヘッドフォンの貸し出しもあります。(別途費用5/3.5EUR) ドイツ語でのグループガイドやガイドツアーも火曜日〜土曜日まで適宜行われています。 火曜日・木曜日は北辰一刀流(開祖・千葉周作)の第七代宗家(現宗家)大塚龍之介氏が館内で日本語、ドイツ語でのガイドも行っています。 現代の武士から説明を受けられる侍展示会というのも、また特別なのではないでしょうか。

会場内で特別ガイドや疑問にも応えてくれる大塚氏

展示品を見ている間に生じる疑問にも答えてくれます。

日本語鑑賞ガイド 案内
事前申込 少人数〜20名まで メールでの申込は
kontakt@kunsthalle-muc.de >Japanische Fuehrungen
電話(日本語可)
0049 – (0)174 306 4295
毎月第3水曜日
アフターウォークイベント内
少人数〜20名まで メールでの申込は
kontakt@kunsthalle-muc.de >Afterwork Japanische Fuehrungen
*入館料に加えて要別途7EUR

もちろんドイツ語でのガイドツアー、アフターウォークイベントも充実しています。 ドイツ語ですが、お子様向けプログラムも多数行われています。(6-10歳 ガイドツアー、8-12歳 ガイドツアー、6-15歳向け ワークショップ など)

こだわりの侍グッズ SHOPもお見逃しなく

ショップでの一番の売れ筋は「本」ということですが、やっぱり実物を見た後に、もっと学びたい、記念に本を購入して帰ろう、と思う方が多いようです。 個人的なオススメは、やはり売れ筋の侍Tシャツとオリジナルグッズ。 文化人でありエリートな武士たちが愛した茶・茶道具も手軽に「日本」を生活に感じることができるオススメのショップ土産です。

ところで、どうしてこんなところにStar Warsのトルーパー達が・・・

実はダース・ベイダーの衣装やマスクのモデルに伊達政宗の黒ずくめの黒漆五枚胴具足をヒントにしている点と、戦国時代の武士達は自由気まま、好き勝手な衣装や武具・防具を作っていましたが、唯一黒で衣装が統一されていたらしい黒脛巾組にトルーパーのヒントを得たそうで・・・ ということで、嘘か誠か真偽不明ですがスターウォーズグッズも一部置いています。

*会場内には、貴重な政宗の手書きの掛け軸(お礼を述べる手紙)も展示されているので必見です。

先着順!5組10名様に入館チケットプレゼント

侍展の展示の一部 有名なものからレアなものまで色々展示されています

先着で5組10名様をKunsthalle – Muenchen 侍展にご招待します。

お申し込み方法はメールで:
宛先:mail★kunsthalle-muc.de   ★を@に変えてお送りください
件名:Gewinnspiel
記載内容:受取人のお名前

当選は当選者へのクンストハレからの返信をもって確定とさせて頂きます。 チケット受渡し方法についてはクンストハレからの当選確定メールに記載されています。(*当選確定メールは英語とドイツ語で返信されます)

*皆様の個人情報の取り扱いについて:個人情報はご提供いただく際の目的以外で は利用いたしません。 詳細はクンストハレにお問い合わせください。

*当記事内のすべての画像(毛利アンサンブル・イメージ画像除く)は侍展展示会場で撮影:撮影者NIPPONip – Kobepublishing 画像のコピーライトはクンストハレになります。

 




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