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【ドイツ転職】日本語を利用して高給を得れる職ベスト5

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ドイツで働いていると、折角日本人なのにその強みである日本語や日本での知識が活かせない、ということがありませんか?
デザイナーやエンジニア、技師としてドイツ企業で活躍する日本人は多いですが、必ずしも日本語が求められる環境ではないことから、ドイツ語を母国語とするライバルたちとの競争でプレゼンスを発揮しきれないケースが多く見られます。
一方で、ドイツの求人で日本語を軸にしてしまうと、中々自身のキャリアに適した求人がヒットせず、というジレンマに陥っている人は少なくないと思います。本稿では、ドイツで日本語知識を活用でき、かつ高給の得れる職を5つ紹介します。
※本稿の内容は賃金などを約束するものではなく、現地情報に基づいた目安となります。

ヨーロッパ営業(日系企業)

雇用元: 在独日系企業

給料: 40K~

仕事の概要: ヨーロッパにおける日系企業の展開

必要スキル 習熟度
英語 B2~
ドイツ語 必ずしも必要ではないことが多い
日本語 母国語
業務経験 2年以上(目安)

日本語の活用できる職種の中で、一番求人需要がありかつ能力次第で高給に繋がり易いのがヨーロッパにおける営業職です。

最低でもビジネスレベルの英語力、本社と折衝できる日本語力、そして2年以上(目安)の営業経験が求められる職種のため、成り手が少なく、ヨーロッパ市場での拡販を求める日系企業の多くがこのポジションの求職者を求めている状況です。

一般的なドサ回りの営業とは異なり、スペックや納期の調整として本社の日本人やフォワーダーとの折衝が必要とされることから、貿易知識や言語力が高い水準で活かせる・身に着けられる仕事と言えるでしょう。

アジア、北米に次いで主要市場として知られるヨーロッパの営業はまさに多くの有名日系企業にとっても花形と言え、今までは社内の限られたエリート社員を駐在として送り込む戦略をとっていましたが、現地化のために現在では多くの有名企業で「現地採用」という形が取られています。

日本市場向け営業/購買

雇用元: ドイツ企業

給料: 40K~

仕事の概要: 日本市場や日系企業への販売促進や購買活動など

必要スキル 習熟度
英語 B2~
ドイツ語 C1~
日本語 B2~
業務経験 2年以上(目安)

在独日系企業ではなく、ドイツ企業で日本語を活かしたい・・といった場合、日本市場との折衝やビジネスデベロップメント、現地法人とのコミュニケーション、あるいはサプライヤーとの折衝業務を任せられるいわゆる「ジャパンデスク」としての求人が人気です。

ドイツ企業のサービスや財を日本の市場に販売する、または提携先と協業することを目的としており、ドイツ企業ながら日本語や日本でのネットワークが必須な職種となります。

為替や非関税障壁、輸送費高騰といった不可抗力の要因に悩まされることが少なくなく、短期的な売り上げだけでなく、仕組みを構築し長期的な売り上げ構造を作れるか、といった商社や経営者的な立ち回りが求められます。

カスタマーサポート

雇用元: ドイツ企業、日系企業

給料: 35K~

仕事の概要: 顧客対応、受発注業務、等

必要スキル 習熟度
英語 会社によってどちらか必須
ドイツ語
日本語 B2~
業務経験 不問であることが多い

営業アシスタントやカスタマーサポート、という呼称が用いられる職種です。日系、独系の別を問わずドイツに拠点を持つ企業の中で最も人気の高い職種の一つで、顧客との折衝(主にメール・電話)、売り上げ管理、フォワーダーとの折衝、等の業務内容となります。

日本語が活かせるポジションとしては、日本との取引を持つドイツ企業か、ドイツに拠点を持つ日系企業のカスタマーサポートのどちらかとなり、多くの場合貿易知識を求められる、または入社後に身に着ける必要が出てきます。

不況・好景気を問わず、かつ年間を通して需要が高い職種のため日本語を活かしたい女性(男性でもつくことはあるが、一般的に女性職が多い)が応募することが多いと言えます。

経理・財務(日系企業)

雇用元: 日系企業

給料: 45K~

仕事の概要: 会計業務、親会社への報告、売掛・買掛管理

必要スキル 習熟度
英語 ※会社によってどちらか必須
ドイツ語
日本語 母国語
業務経験 2~3年以上(目安)

会計や簿記の知識、経験があれば日系企業の中でも需要が高く高給である経理・財務職での応募が可能です。ドイツでの財務や経理経験が求められる会社が多いですが、中には日本での簿記や会計の知識、経験でも応募可能なポジションがあります。

日本語が必要になってくるのは、親会社へのレポートの報告、日本語資料のまとめや資料作成などの業務内容が加わってくるためで、日本語が母国語であることの強みが活かせる職種となります。

物流

雇用元: 日系企業、(ドイツ企業)

給料: 40K~

仕事の概要: 輸出入のコーディネート

必要スキル 習熟度
英語 ※会社によってどちらか必須
ドイツ語
日本語 B2~
業務経験 2~3年以上(目安)

フォワーダー、倉庫業、あるいはメーカーの物流部などでは日本⇔ヨーロッパのロジスティックやサプライチェーンを管理する職種が求められています。ドイツ企業の場合は、日本やアジアとの交易の多いフォワーダーなどでは日本語の能力がプラスとして働きます。

一般的には2年以上の業務経験が求められる職種で、特にドイツ側の通関やロジスティック知識が必要なことから、労働市場全体で不足している人材の一つです。

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