バウハウスの教員を語る 2023年04月【無料オンラインイベント・番外編】

2023年04月の無料オンラインイベントは、番外編として動画セミナーをご案内します。いつでも見たい時に学べる、ドイツのバウハウスについてです。

日本におけるバウハウスの研究

Bauhaus©️pixabay_Claudia

2019年に100周年を祝ったドイツ・ワイマールで設立された美術造形学校、バウハウス。

1919年4月設立からたったの14年の間に、数多くのアーティストを輩出し、現在もモダンデザインの源流であり、色褪せない魅力を持ち続けている「すべての芸術」のコンセプトとして知られています。

バウハウスに当時集まった生徒たちも優れていましたが、バウハウスの代名詞にもなりうるグロピウスをはじめ、優秀かつ個性的な教員が揃っていたのも、特徴です。芸術に限らず、教育という現場でも、かれらの教育学は一度学んでみる価値があるかもしれません。

オンラインイベント(番外編)

NIPPONip vol68の特集は、ドイツに馴染みの深いバウハウスについて。 特に建築に造詣が深い田中辰明先生から、「日本におけるバウハウス研究」について寄稿いただきました。

そして、NIPPONip 68号の内容にリンクした内容のバウハウスの教員についての動画もご提供いただきましたので、オンラインイベントの番外編として記事内で公開します。

なぜ4月なのかというと、4月はバウハウスが設立された月でもあり、ドイツではBAUという国際建築・建材・建築システム専門見本市という巨大見本市が開催される月でもあります。(*今年は2023年4月17日〜22日) 天候も比較的良いことが多いドイツの4月に、バウハウスゆかりのある建築物を観光に行くも良し。一足お先にバウハウスについて知っておくと、6月発行のNIPPONip 68号がもっと楽しめるかも!

ぜひご鑑賞ください!

ブルーノ・タウト講演

熱海ブルーノ・タウト連盟特別講座として、BRUNO TAUT -青雲の志と現代- 講演会とパネルトークが2023年4月11日に熱海で開催されます。 こちらの講座でも田中先生がご活躍されています。

開催日時 2023年4月11日(火)
13:30~16:00
開催場所 熱海起雲閣 音楽サロン
料金 無料
講演内容
第一部
講演 講師 : ヴォルフガング・レーナート
演題 ■ ブルーノ・タウト 青雲の志と現代
講演内容
第二部
パネルトーク : ヴォルフガング・レーナート&田中辰明
演題 ■ タウトの志 と SDGs
お申し込み (ダウンロード)詳細・お申込方法はこちらのチラシからご確認ください
主催・共催 主 催 熱海ブルーノ・タウト連盟
共 催 一般社団法人 日本バウハウス協会

作者・動画製作者紹介

田中 辰明 先生

東京生まれ。1963年早稲田大学理工学部建築学科卒、65年同大学院理工学研究科建設工学専修修士課程修了、大林組技術研究所勤務。1971 – 73年ドイツ学術交流会奨学生としてベルリン工科大学ヘルマン・リーチェル研究所客員研究員。1979年「建築外皮構造の熱的評価に関する研究」で早大工学博士。1993年お茶の水女子大学生活科学部教授。2006年定年退官、名誉教授。同年ドイツ技術者協会(VDI)よりヘルマン・リーチェル栄誉メダルを授与される。

主な著書に    『防寒構造と暖房』理工図書(1993)、   『ブルーノ・タウト 日本美を再発見した建築家』中公新書(2012)、   『ブルーノ・タウトと建築・芸術・社会』東海大学出版会(2014)

現在はYouTubeでの活動も盛んに行い、数多くのバウハウス、建築についての貴重な動画を公開している。
自身の運営するHPでは、日々の報告と日本建築、ブルーノタウトに関する名著・レポートをオンラインでも公開 中です。
http://tatsut.org




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