ドイツの水は硬水。日本の水は軟水。 この水が肌に合う人もいれば、どうしても乾燥してしまって全く合わない人も多く、海外で髪がパサパサになってしまった人も多いのでは? 加えて、言語の壁や、髪質の違いのせいで、現地の美容院に行ってとんでもない髪型になってしまった経験がある人も少なくないはず。 そんな悩みをほぼ全て解消できる日系美容院の有難さ満載のミュンヘンの美容院 Ferry’s for Hair をご紹介します。
ドイツの美容院
美容師はドイツ語で Friseur と言います。 美容師さんが開くお店、美容院は、そのまま Friseur だったり、Friseursalon や Frisiersalon など、 SALON をつける事も多い様です。 近年は 英語そのまま Hair Salon などの店名も人気がある様です。
ドイツの美容院は、美容師資格があっても誰でも美容院をオープンは出来ません。 どの店舗にも基本的には必ずマイスターがひとり居ます。 経営者がマイスターの場合もあれば、従業員のひとりがマイスターの場合も。 マイスターの資格は学んで、一定の就業期間を経て、さらにマイスター学校に通ってテストに合格した凄腕のヘアドレッサー。 髪を切る技術だけではなく、髪の健康から頭皮のことまで、髪に関する事全てに詳しいのがマイスターです。
ドイツの美容院、日本と違うこと
予約必須?
予約が必ずしも必要ではありません。
料金体系は
シャンプーは別料金、セットもついてません、ということも多いので、行きたい美容院ごとに事前に調べておくことが必要です。
ドイツの美容師の人数
ドイツの美容師の数は145000人(ドイツ国内の美容師免許を持つ人数)。 独立している美容師も多く「5分歩けば美容院3つは見つかるね」という位に美容院が多い国です。 シャンプーも無し、カットしたら即終了の日本で言う1000円カット系もあれば、カットから普段のトータルケアまで行うサロン系まで様々です。
ドイツの1000円カット系
ドイツにある1000円系カットは、トルコや中東の美容師さんが多く、彼らの髪質は日本人と似ているため日本人の髪質の扱いが上手な人もいます。 ですが、日本人好みの ‘カット’ が上手な人に当たる割合は、残念ながら宝くじの確率。 冒険を繰り返して見つけても、すぐにお店を変わってしまうことも多いので、チャレンジャーでラッキーな方にしかオススメ出来ないかもしれません。
施術中の会話
会話が好きな美容師さんもいれば、最初のカットの希望を聞いたときから、終了まで一切話さない美容師さんまで色々います。 日本の美容師さんはコミュニケーション力に長けている人が多いので、ドイツで無口な美容師さんに当たると少し不思議な感じがするかもしれません。
ドイツ人と日本人、髪質の違い
ドイツ人の髪質は細く、猫っ毛であることが多く、またパーマがかった髪の人も多い。 日本人の髪質は太くて直毛が多い。 そのためカットの仕方やケア方法まで違う場合も多いので、出来れば日本人の髪質の取り扱いに慣れた美容師さんに頼むことが大事です。
パーマといえば
たとえば、パーマと言っても、ドイツ人はパーマをかけるなら、ストレートが多く、日本人好みのゆるやかなパーマの経験はあまり無いようです。 そのため、「ゆるめのパーマ」を希望しても、美容師的には「パーマをかけると言うからにはしっかりパーマ感を出さないと!」と思ってしまう事が多いようで、予想以上にすごくキツイパーマになってしまったりする事もあります。
Ferry’s for Hair
2018年で10年目を迎える、ミュンヘン中心部にある人気の日系美容室。
スタッフは、イラン系ドイツ人のオーナーと日本人スタッフ7人、ドイツ人スタッフ3人。
イギリス、アメリカ、カナダなどでも経験を積んだスタイリスト揃いで、日本語、ドイツ語、英語での対応可能なため、おひとりさまでも、ドイツ人や外国籍の友人と一緒でも、予約を入れてヘアカットを楽しむこともできます。
提供されるスタイルは、ストレートパーマや縮毛矯正、日本で流行りのパーマや今どきのヘアカラーなど日独それぞれの最先端のスタイルです。
こだわりの店舗内
2018年からドイツ人向けの2店舗目も開業しました。 同じ住所で路面店と中庭店があり、路面店は内装は木をメインに暖かくて落ち着く雰囲気に改装。 内装のすべてはオーナーのこだわりから、全てオーガニック素材に。 メインの木材はもちろん、天井、床、ペンキ全てが自然で取れた自然素材です。
ドイツでは珍しいマッサージ付きのシャンプー台に、日本から輸入した緑色のカットチェアでアクセントを加えます。
2号店の路面店は、お客様も大半はヨーロッパ人で、隣のお客さん同士がおしゃべりをし始めてしまうようなゆったりした雰囲気。 中庭店は、いつも通り落ち着いた、隠れ店の雰囲気で日本らしさを感じることができます。
MILBON ヘアケア プロダクト
ドイツのヘア プロダクトは、あまり肌に合わない、髪に合わない、分からない、という方も多いかもしれません。 ドイツの水は硬質で、実は紫外線も日本よりも強いため、日本でいる時よりも丁寧なヘアケアが必要になります。
Ferry’sでは、2018年6月より日本の有名メーカーMILBONから、日本の商品そのものではなく、ドイツ在住の日本人の髪質に合うように開発された商品を導入しています。
ドイツの硬水に合うように少し改善されたもので香りも強すぎないので、ドイツ在住歴の長い方も、日本から来てすぐの方も安心して使えます。
4種類のシャンプー・トリートメント、2種類のオイル、クリームがあり、年末には新しいシリーズも増えます。
ちなみに、Ferrry’sでは、3から5ステップのサロントリートメントも始めたので、ドイツでもますますヘアケアが楽しくなります。
支持される理由
ミュンヘンとミュンヘン近郊の在住者から支持される理由をまとめると
1 ドイツで髪型や髪の手入れに困っている方の悩みを聞き、お客様一人一人に合ったヘアケアとスタイルを提案。
2 ヘアケア プロダクトは、ドイツの硬水と日本人の髪質に合うように開発されたMILBON商品を使用。
3 和服や浴衣の着付け、メイク、ブライダルヘアメイクも可能。
ヘアスタイルだけでなく、スタイルやメイクに困ったときにもサポートしてもらえる美容室です。
Ferry’s for Hair |
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Ferry’s for Hair 住所: Reichenbachstr.15 (中庭、路面共に) 80469 München 電話: 089- 222 757 時間: 月曜日 – 土曜日 10.00 – 20.00 |