【2024年】クリスマスマーケット情報【フランクフルト】

ドイツはもとより、世界的にも最も古くから開催されているクリスマスマーケットを楽しめるのが、ここフランクフルト。市街地のハウプトヴァッへ駅を出るとすぐに、クリスマスマーケットの屋台が出迎えてくれます。このほか、スカイラインを望める屋上マーケット、あたりがピンク一色に染まる個性派、森の中でおごそかに開催されているものなど、フランクフルト市内のおすすめクリスマスマーケットをズラリと紹介いたします。　（最終更新2024年現在：毎年更新予定 -）

フランクフルト市内のおすすめマーケット

以下、2024年のフランクフルト市内でチェックしておきたい厳選クリスマスマーケットの通常の開催日程と行き方・特徴と最寄駅毎のクリスマスマーケット情報をご紹介します。
いずれも、フランクフルトの一日乗車券（Tageskarte Frankfurt／大人7,10Euro、子供3Euro*）が利用できる範囲内なので、これで何箇所もハシゴしちゃいましょう。*2024年11月現在の価格
🎄 情報が多いため、記事を分割しています。

1. ページ目：　フランクフルト市内のおすすめクリスマス・マーケット
2. ページ目：　フランクフルト市内最寄駅で選べるクリスマス・マーケット

Frankfurter Weihnachtsmarkt ー フランクフルトのクリスマスマーケット

これぞクリスマス！著者撮影

フランクフルト最大のクリスマスマーケットといえばこちら。文献によれば1393年より開催されている、世界でも最古級のクリスマスマーケット！

クリスマスピラミッドが鎮座するロスマルクトから、フランクフルトのメインストリート・ツァイルを通って、パウルス広場、巨大なクリスマスツリーや華やかなメリーゴーランドのあるレーマー広場、そこを抜けていった先のマイン川沿いまで、たくさんの屋台が建ち並んでいます。

また、クリスマスコンサートやキリスト降誕劇、ニコライ教会の塔の上から奏でられるブラスバンド演奏など、多彩なプログラムがラインナップ。パウロ教会を皮切りに、市内中心部にある10箇所の教会から50もの鐘が鳴り響く30分間のコンサート「Das Große Frankfurter Stadtgeläute – ダス・グローセ・フランクフルター・シュタットゲロイテ」*は、第一アドベントの土曜日、クリスマスイブに聴くことができます。 *年に4回のみ

Rosa Weihnacht ーピンク・クリスマス

 

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フランクフルトのクリスマスマーケットとほぼ隣り合っているのが、フリードリッヒ・シュトルツェ広場で行われているピンクのクリスマスマーケット。

もともとLGBTQとそのコミュニティで作られたものですが、愛らしいピンクとちらほら紫で彩られた空間はユニークで温かみがあり、子供から大人まであらゆる人々で賑わっています。

グリューヴァインにラム酒とたっぷりの砂糖を加えたファイヤーツァンゲンボーレが巨大な鍋で湯気を立てていたり、ヘッセンのスペシャル料理やビーガンのスープ、カクテルがあったり、ここならではの雰囲気を満喫して！

City Alm Christmas Market ー シティ・アルム・クリスマスマーケット

夕暮れも印象的(c) CityAlm – Rooftop-Almhütte

コンスタブラーヴァッへの駐車場を5階まで上がり、屋上へ行くと、そこには冬の間（10月〜3月）だけ登場する白木の山小屋「シティアルム」と、素朴な屋台が並ぶ、こぢんまりしたクリスマスマーケットが！

高みからフランクフルトのスカイラインを眺めつつ、クリスマスの雰囲気にもたっぷり浸れるとっておきの場所。グーラッシュといった煮込み料理やソーセージ、ベルギーワッフルなどとともに、グリューヴァインやホットカクテルを召し上がれ。

Sachsenhäuser Weihnachtsmarkt ー ザクセンハウゼンのクリスマスマーケット

おごそかな森の中のクリスマスマーケット　著者撮影

フランクフルトの森の一角、夜になるとポッと明かりが灯るのが、このクリスマスマーケットの目印。高さ43mの木造展望台・ゲーテトゥルムの周辺を中心に、屋台が控えめに並びます。

数は少ないながらも、ソーセージやハンバーガー、ベルギーのフライドポテト、ワッフル、モルトワインなど、それぞれ厳選されたラインナップが素敵。会場の端っこに配された小さなメリーゴーランドがレトロで可愛いらしい。

次のページには地下鉄路線図で選べるクリスマスマーケット一覧をまとめました