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ドイツの秋グルメ 美味しいオススきのこメベスト3+アルファ

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ドイツの秋の美味しい味覚、きのこ。日本では見かけないようなきのこや、珍しい調理法をドイツで楽しみたい方必見。美味しいきのこ情報を集めました。今回はドイツでオススメしたい、きのこベスト3、日独定番・マッシュルーム、ちょっと珍しいけれど和食にも合うきのこ、の5種類を紹介します。

ドイツにある食用きのこ

ドイツにはおよそ14000種類以上のきのこが存在していますが、その中でも食用とされる種類は50種類程度です。数少ない食用のなかでも、普段私たちが食べているきのこはほんの一握りになります。ドイツ特有の食用きのこでも、通年栽培されて食べられる種類もあれば、シーズンを逃せば食べられない季節もののきのこもあります。美味しい時期を逃さないように、きのこのシーズンカレンダーも参考にしてみてくださいね。(NIPPONip vol.77でもご紹介しています!)

ちなみに、日本では定番のしいたけ、ぶなしめじ、えのき、そして、なめこなどは、近年ドイツでも輸入や栽培が増え、気軽にドイツでも食べることができます。

定着してくると、ローカライズされたレシピが増えていくので、美味しい楽しみが広がります。

筆者のイチオシは、ドイツ版レシピで見かけた「えのきの唐揚げ、チリマヨディップ」。ドイツの自宅でも簡単に作れて、ディップを変えれば無限に色々楽しめます。ビールのおつまみにも最高です。

食の選択肢が増えるのはとても嬉しいことですよね!

*NIPPONip本誌、そしてブログ記事のきのこの情報はドイツのきのこ情報ポータルサイトの123pilzeからの情報を参照させていただきました。快諾くださった管理人さんに感謝します。もっと詳しくきのこの世界について、知りたい方はぜひWebサイトを訪問、また販売されている本を購入してみてください。きのこ博士になれるはず!(ドイツ語のみ)

Austernseitling ヒラタケ

(c)AdobeStock_242223795

秋の時期の定番!Austernpilzeの方が馴染みが深いヒラタケ。 日本語名の由来は、その広いカサをもつところからきているそうです。英語では、牡蠣に似ているからオイスターマッシュルームと呼ばれます。

味わい: 食感も滑らかで柔らかく、かつ歯切れも良い。強いクセもなく、とても食べやすいきのこ界の人気者(個人的感想)です。水分含有量が多く、ジューシーです。ドイツ料理では炒め物やグリル、パスタに使われることも多くありますが、Wurstsalatの代用にもなります!

個人的におすすめの料理: しっかりと炒めてサラダにトッピング。アクセントにもなり、どんなサラダのドレッシングとも相性抜群です。

Pfifferling フィファーリング

(c)pixabay_na4ev

初夏ごろから始まり、秋が深まると一層美味しいアンズタケ。秋の味覚の代表格のひとつ。黄金のかわいらしいビジュアルです。

「Du bist keinen Pfifferling wert 」などのことわざもあるくらいに、昔からドイツではよく目にするきのこでした。ちなみに、今の高級で希少なイメージとは違って、昔はどこででも見つかるお安いきのこだったようです。

味わい: 香り高く、ほのかにスパイシー感も感じる。食感が好きだという人も多い。

個人的におすすめの料理: イチオシはバターソテーですが、オムレツに塩胡椒をたっぷり効かせて具材にすると非常に美味しいのでお試しあれ!

洗い方: 

結構洗い方が難しく、本当にきちんと汚れや虫などが落ちているのか心配になることはありませんか?簡単に、その後のお料理でも安心して使える洗い方をご紹介します。

  1. 最初に水で丁寧に洗い流す
  2. そのあと、水分を含んだまま小麦粉にまぶす
  3. そのまま、水に戻す

水に戻すことによって、1で落ちきらなかった汚れは、2の小麦粉に汚れがついて、一緒に水に溶かして流せます。

Steinpilz ポルチーニ

(c)pixabay_juergen

イタリアの高級食材として有名なポルチーニ。和名はヤマドリタケですが、ポルチーニの方が一般的にも馴染みがあるほどに、日本の食卓でも知られる食材です。主に乾燥させて風味を楽しむことが多いけれど、秋の季節は生で食したり、フレッシュなポルチーニをソテーにしたり、クリームソースに合わせてパスタの具材にして楽しみます。

味わい: 濃厚な風味、クリーミーな食感。

個人的におすすめの料理: 秋のシーズンは乾燥&フレッシュなポルチーニのリゾットがイチオシです。ドイツならではなポルチーニ料理なら、ポルチーニ入りクヌーデル(steinpilzknödel)は必食!

Champignon マッシュルーム

(c)pixabay_Ralph

シャンピニオンは、いろいろな種類のマッシュルームを意味します。日本でよく見かける身のしまった白いマッシュルームもありますが、すこしかさの広がったようなマッシュルームも存在しています。

ちなみにスーパーマーケットに流通しているのは、特別な栽培方法で育てられているマッシュルームたちで、野生のマッシュルームに比べると野生味少なくマイルドな味です。

数少ない生食も可能なきのこの種類ですが、食べ過ぎにはご注意を!

味わい: 日本のものと違って、ヒラタケとしいたけ感を感じることが多い気もするが、生食が可能。

個人的におすすめの料理: Gebackene Champignons mit Sauce tartare (揚げたマッシュルームとタルタルソース)です。(揚げたきのこ類は、美味しい)オーストリアのレストランで稀にみられますが、ドイツではあまり見かけないかもしれません。

Krause Glucke ハナビラタケ

(c)wiki_krauseg_Sparassis_crispa

日本ではあまり馴染みのない、ドイツでも結構めずらしいかもしれないハナビラタケ。見かけることがあったら、ぜひ食べてみてくださいね。

ビジュアル的には巨大なボールになったきくらげ(個人的感想)です。

味わい: くせも、味わいもマイルドで食べやすいけれど、あまり成熟しすぎていると苦味がますので要注意。

個人的におすすめの料理: 炒め物、スープなど。豚肉との相性がよいので、和食風に辛味噌で炒めると美味しいです。

このほかにも、ドイツならではなたくさん美味しいきのこがあります。みなさんのお気に入りのきのこ料理を探してみてはいかがですか?

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