学校があるはずなのに、ドイツってなぜ家族連れの旅行者がこんなに多いんだろう・・?と思ったことはありませんか? それもそのはず、ドイツは日本と違って、州ごとに休暇の時期も長さも違います。 宗教上の行事の日を祝日と設定している州もあれば、特に祝日とはしない州もあり。 なかなか日本では慣れない「州ごとの祝日・休暇の違い」は、毎回各自で休暇を確認するために、便利なサイトをご紹介します。
定番のドイツの学校休暇を調べるサイト!
ドイツ人の学生を持つご家庭では、祝日を調べるのに定番のサイトです。
サイトを開くと、今日の日付と各州の休暇期間がトップで確認できます。 基本的には休暇は北から始まり南が最後のことが多いようで、休暇の長さも州によってずいぶんと違います。
ちなみにドイツの州で一番おやすみが多いのはバイエルン州とのこと。
*日本人学校は日本のスケジュールで動いているので、このサイトではドイツの学校の休暇のみチェックできます。
赤文字=祝日 Feiertage
緑背景=学校の休暇 Ferien
- 祝日は、会社やお店も基本的に休み
- 学校の休暇時は、会社やお店は祝日以外は通常営業しているところもあれば休みもあり
(営業するかどうかは各社・店舗の個別の判断に委ねられるようです) - パン屋、飲食店、花屋などは大体開いている(午前中だけ、など制限のあるところも多い)
- 小学校やギムナジウムなど小学校以上(大学未満)の学校は、緑色のマークの所はお休み。
- 幼稚園は、基本的には祝日以外は通園可能な所がほとんどです。
(閉園の場合も、仕事のある両親のために休暇プログラムなどを開催して通園できる場合もあり)
一年間の計画を立てるため、住んでいる州の休暇を把握!
まずはサイトを開いて、自分の住んでいる州の名前をクリックすると祝日や休暇を見ることができます。
カレンダーページを開くと、オレンジの四角で囲まれたところが、今日の日付。赤文字のところにマウスを当てると何の祝日なのか、説明が現れます。
休暇の名前 → 休暇としている州名 → 日程と説明
祝日の名前 → 日程 → 祝日に設定している州の名前
お子さんがいる家庭では、休暇を調べておくことで、日本への帰国予定や、休暇期間の旅行の予定がたてやすくなります!
学校休暇の前日や終わった直後などは飛行機代が大きく変わるので、学生がいない家庭でも、学校の休暇期間を調べて、避けて飛行機を取ることでお安く日本に戻れます。
シンプル? ささっと自分の地域を調べられる別サイトも
基本的には無駄なことが一切かいていないので、休暇が見つけやすく数年先まで記載されている点がポイント。
まずは、サイトを開いて、休暇期間を知りたい州と年度をクリックする。 クリックした後は、自分の州の祝日の名前や休暇の日程がすぐにわかって使い易い仕様になっています。
左側のメニューの一覧をクリックすると年度毎、休暇毎などのカテゴリー分けで休暇が見えますが、どちらかというと、schulferien.orgの方が見易くておすすめかもしれません。
ところで、ニッポニップでも毎年日独の祝日が記されたカレンダーを発行しています。 配布店舗やニッポニップのお客様限定での配布ですが、今年度より事前申し込みで一般のご家庭にもお届け可能となります。
ちょっと欲しいかも、、、という方はNIPPONip 秋号(9月〜11月発行号)で詳細をご確認くださいね。