立ち仕事や歩きが多いお仕事の方、快適にウォーキングをする方や、足腰が気になる方に人気の、コンフォート(快適靴、健康靴)シューズ 。ドイツ語ではComfortschuh や BequmeSchuhなどと呼ばれますが、ドイツ国内で購入できるおすすめしたいコンフォートシューズ・ブランドをまとめてみました。(NIPPOnip vol 62から一部抜粋)
コンフォートシューズとは?
足は「第二の心臓」とも言われ、大切な役割を持っています。 そして、足の形は様々で、足に合わない靴を履いていると、歩きにくいという不快感だけでなく、痛み、靴擦れ、タコや魚の目、外反母趾など「足の障害」を引き起こしかねません。
また、足のトラブルに悩む人も多くいます。 そのような方のための整形外科用靴(Orthopädische Schuhe)から、合わない靴による足の障害を未然に防ぐコンフォートシューズまで、コンフォートシューズの先進国と言われるドイツでは、専門店で足の問題を解決することが可能です。
靴の歴史
靴の元祖ともよべるものが誕生したのは、氷河期のヨーロッパと西アジアだと言われています。
欧州では寒い地域に住んていたネアンデルタール人が、足やふくらはぎに動物の皮を巻きつけていたことが靴の始まりと言われています。 そして足を寒さと痛みから保護する形となり、ブーツの原型が生まれました。
温暖な地域の西アジアでは、足の裏にヤシの葉で作られた平たい形状の物体を結び付けることで、地面からの熱と痛みから保護する形となり、サンダルの原型が生まれました。
その後、様々な地域で、様々な形状の靴がうまれていきます。
コンフォートシューズの歴史
コンフォートシューズにも色々あり、通常の靴では問題が生じる方のための個人個人に合わせた医療用の靴・整形外科用靴(Orthopädische Schuhe)がひとつ。
履き心地が良く、足の問題や苦痛を和らげるための靴で、一般的に販売されていて、中敷などで個々のための調節をするコンフォートシューズがあります。
元来は快適な靴とは快適でフィット感があれば良し、とドイツ的合理的なデザインがおおかったようですが、近年は快適さはそのままにおしゃれなデザインやスタイリッシュ感が加わった小ンフォートシューズ がほとんどになります。
またスポーツのためにつくられたインソール とアウトソールのコンフォートシューズなど、様々な状況と環境に合わせてコンフォートシューズの種類が増えてきました。
コンフォートシューズを購入する際の注意
一番は自分にあった靴を選ぶことですが、事前にどんなものがあって、どんな素材かを知っておくことも大事です。 靴のフィット感を左右する適切な確認ポイントは足の長さ、そして幅を知っておくことも重要なポイントです。
ドイツの一般的な靴の幅の表示と素材
欧州では靴には各部分の使用されている素材に関するピクトグラムを表示することが義務付けられています。素材はピクトグラム でチェックするようにしましょう。
ドイツで一般的な靴の幅の表示 | |
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幅E | 細い足用 |
幅F | 細い足から通常の足用 |
幅G | 平均幅の通常の足用 |
幅H | 少し幅広・甲高の足用 |
幅K | かなり幅広甲高の足用 |
幅J | 特大サイズの足用 |
幅L | 包帯を巻いた足用 |
幅M | 幅のかなり広い足用 |
次のページではおすすめのコンフォートシューズブランドをご紹介します。