今回のオンラインイベントは、ドイツ在住で現地校に通うお子さんを持つご両親、これから通わせるご両親にぜひ聞いてもらいたい「日独ダブルスクール経験者の子ども時代の視点から見た子どもだった自分と両親の対応」と「親になってから現地校に通う子どもに出来ること」。 今、自分のお子様が学校でどんなふうに感じているのか、親に出来ることはなにか、のヒントが得られるかもしれません。 皆様のご参加をお待ちしております。 *参加希望者へ前日夕方〜夜にニュースレターでリンクをお知らせします。事前にニュースレターへのご登録をぜひ!
教育の問題、語学の問題
日独の教育方針、根本的な考え方が全く違っていることも多くあります。 先生によって違っていたりもするので、最初に担任の先生の意向や方針を聞いておく必要もあります。
例えば、宿題に対する考え方。 日本だと親が宿題を手伝うのは良いことですが、間違っているところが全てないようにしてしまうことはあまり勧められません。 学校で先生が宿題をチェックすることで、その子の理解できていない点が見えてくるからです。
しかし、ドイツの学校の先生によっては「宿題は全て完全な答えを理解して行うべきで、親が間違いを見つけて直すようにしなさい」という場合もあります。
学校は学ぶところ、宿題は学んだことの復習なので学校でまた先生が教え直すことでも、宿題の間違いをチェックする時間は無い・・・という考え方をする先生もいます。分からないところがあれば、自発的に先生に聞きにきなさい、という自主性を尊重するドイツ的な考え方からきているのかもしれません。
また、それとは相反するように親の張り切りが子どもの邪魔をしてしまうこともあります。 日本の学校だとひらがなが書けて、簡単な計算も出来て、お名前はちゃんと書けて・・・と「お母さんが頑張りすぎ」て日本式で教えてしまった場合、子どもが学校で(すでに学んでいるので)退屈してしまったり、ドイツ式の計算方法で混乱することが多々あります。
全てのケースは、様々な要因で違ってきますが、それでも日本の学校とドイツの学校の違いは大きくあります。 そんな違いを実際に感じながら学校で学んでいるお子様の気持ちを少しでも理解するヒントを得て、サポートしてあげたいと思う親御さんも多くいるのではないでしょうか?
ダブルスクールを経験しているからこそ
登壇者は中尾弘太郎さん。 ドイツで生まれ、日本とドイツでの教育環境を体験し現在はドイツで働く2児の父。 お子様はドイツの現地校に通っています。
学生時代はドイツの学校で苦労をしたけれど、良いこともあれば、悪いこともあったとのこと。
もちろん、さまざまな家庭があり、いろいろな生活環境、学校の違い、お子様の個性によっても悩みや教育での問題が全く違ってきます。 うちの家庭はこうだった、というお話を聞ける機会は友人知人を介してあるかと思いますが、今は多くなりつつあるダブルスクール経験者。 しかし、子ども時代の視点、親になった今の視点を聞いたりすることはまだまだ少ないかもしれません。
今回は、同じように苦労するお子様の気持ち。 そして、そのご両親の気持ちを今体験している中尾さんにお話ししてもらいます。 チャット形式での質疑応答時間も設けてありますので、話したいことや聞いてみたいことがあれば、気軽に聞いてみてはいかがでしょうか? 2022年04月08日 10時半〜
*教育論や語学習得のための絶対的な方法をお伝えする趣旨ではありません。 それぞれの事情や環境、お子様の性格や個性によって「これが正しい」という方法は存在しませんので、ヒントを得て、一緒に考えていくという形でのイベントとなります事ご理解の上、ご参加ください
イベントへの参加方法
イベントへの参加を希望する方はこちらの ニュースレター登録ページ からご登録ください。 イベントの前日夕方に参加リンクがニュースレターで送られてきます。 ニュースレターは月に1〜3回程度、今後行われるイベントの情報と参加リンクも入手可能です。
講師紹介
中尾 弘太郎 先生
講師の中尾先生は、AMI Advisory GmbH 代表取締役として日独をつなぐコンサルタント業務でご活躍中です。 これまでにも、オンラインイベント「そうだ、ダブルスクール経験者と語ろう」を主催登壇。
1975年にドイツ・フランクフルトで生まれ、3歳ごろに日本に帰国し幼稚園、小学校低学年時代を過ごす。 9歳ごろに再びドイツに戻りギムナジウムに就学。 大学は日本、と多感な時期を日独を行き来する形で経験。趣味はギター (14歳ごろから始めて現在セミプロ級)、読書 (年間読書量:100 冊)、ランニング 。
・一部限定公開から全体公開になるもの・限定公開以降削除されるものがあります。
モデレーター・神谷ちよさんのyoutubeチャンネルも必見です。
モデレーター紹介
神谷ちよ さん
ドイツ在住30年の【伝わる声とコミュニケーションの専門家】。全てを包み込むおおらかさと安心できる雰囲気で、聴いている方が思わず笑顔になるようなファシリテーションが得意。
初めてマイクを通して話をしたのは、11歳、小学校の放送部員として。大学時代は、軽音楽部のニューミュージックバンドのボーカル。卒業後は英国客船クイーンエリザベス2世号に勤務時のディナーショーの司会&通訳として、活躍。
ドイツに移住後は、ミュンヘン市内や白鳥城観光のガイド、ビジネス会議の通訳、日本人会新年会の通訳、運動会の司会、そして10年来のジャズボーカルとしても、マイクとは切っても切れない仲が続く。
NIPPONipオンライン誌上でライフスタイルブロガーとしても活躍中だが、本業はライフコーチ。
ストーリーを伝え心を動かすコミュニケーションの秘密を伝授。 LINEアカウント