
2022年04月08日に行われたオンラインイベントでは、ドイツ在住で現地校に通うお子さんを持つご両親、これから通わせるご両親にぜひ聞いてもらいたい「日独ダブルスクール経験者そして父の立場から伝える「親に出来ること」」についてお話しいただきました。*当オンラインイベントは公開可能日時を超えたため、登壇者ならびにセミナーの内容についての詳しい情報などは削除いたしました。(追記 2025年1月)
教育の問題、語学の問題
日独の教育方針、根本的な考え方が全く違っていることも多くあります。 先生によって違っていたりもするので、最初に担任の先生の意向や方針を聞いておく必要もあります。
例えば、宿題に対する考え方。 日本だと親が宿題を手伝うのは良いことですが、間違っているところが全てないようにしてしまうことはあまり勧められません。 学校で先生が宿題をチェックすることで、その子の理解できていない点が見えてくるからです。
しかし、ドイツの学校の先生によっては「宿題は全て完全な答えを理解して行うべきで、親が間違いを見つけて直すようにしなさい」という場合もあります。
学校は学ぶところ、宿題は学んだことの復習なので学校でまた先生が教え直すことでも、宿題の間違いをチェックする時間は無い・・・という考え方をする先生もいます。分からないところがあれば、自発的に先生に聞きにきなさい、という自主性を尊重するドイツ的な考え方からきているのかもしれません。
また、それとは相反するように親の張り切りが子どもの邪魔をしてしまうこともあります。 日本の学校だとひらがなが書けて、簡単な計算も出来て、お名前はちゃんと書けて・・・と「お母さんが頑張りすぎ」て日本式で教えてしまった場合、子どもが学校で(すでに学んでいるので)退屈してしまったり、ドイツ式の計算方法で混乱することが多々あります。
全てのケースは、様々な要因で違ってきますが、それでも日本の学校とドイツの学校の違いは大きくあります。 そんな違いを実際に感じながら学校で学んでいるお子様の気持ちを少しでも理解するヒントを得て、サポートしてあげたいと思う親御さんも多くいるのではないでしょうか?
このような問題や疑問についてヒントになる事例をご紹介いただきました。
*当オンラインイベントは公開可能日時を超えたため、登壇者ならびにセミナーの内容についての詳しい情報などは削除いたしました。 (追記 2025年1月)
・一部限定公開から全体公開になるもの・限定公開以降削除されるものがあります。
モデレーター・神谷ちよさんのyoutubeチャンネルも必見です。
モデレーター紹介
神谷ちよ さん
ドイツ在住30年の【伝わる声とコミュニケーションの専門家】。全てを包み込むおおらかさと安心できる雰囲気で、聴いている方が思わず笑顔になるようなファシリテーションが得意。
初めてマイクを通して話をしたのは、11歳、小学校の放送部員として。大学時代は、軽音楽部のニューミュージックバンドのボーカル。卒業後は英国客船クイーンエリザベス2世号に勤務時のディナーショーの司会&通訳として、活躍。
ドイツに移住後は、ミュンヘン市内や白鳥城観光のガイド、ビジネス会議の通訳、日本人会新年会の通訳、運動会の司会、そして10年来のジャズボーカルとしても、マイクとは切っても切れない仲が続く。
NIPPONipオンライン誌上でライフスタイルブロガーとしても活躍中だが、本業はライフコーチ。
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