ドイツはハーブ天国と言われるほどに、様々なハーブが私たちの身近な食材、薬、化粧品などに含まれています。 ドイツ語ではKräuter (クロイター)。 みなさんに馴染みの深い「ハーブティー」に含まれていたり、敏感肌にも優しい成分として化粧品にも含まれています。 体に良いものばかりではなく、ちょっと変わった面白いハーブも存在するのが、ドイツ。 ドイツで見つけた変わったハーブ、まずはミント系をまとめてみました。
香りが素敵なハーブ ミント類
薬効やテイストではなくて、香りにこだわりをもったハーブは結構たくさんあります。 ハーブの中でも代表格、いい香りで、薬効もそこそこあって、気負わずに使いやすいミント。 ちなみに、ミントは
- ・抗菌効果をもたらすメントール
- ・強い抗酸化作用で細胞の老化を防ぐというフラボノイド
- ・同じく抗酸化作用があり腸壁を引き締めたり、メラニン細胞の活動を抑えるタンニン
- ・アレルギー症状を緩和する効果が期待できるミントポリフェノール
などを含有しています。
1 Mojito-Minze
ミントを多用した食材や飲み物はたくさんありますが、例えばドイツ人が大好きなカクテルのひとつ、Mojito。 このモヒートのために最も適していると言われるミントもあります。(普通のミントでも問題ないようですが) その名も、 Mojito-Minze ・・・そのまんまなネーミングです。
オススメのレシピ:綺麗に洗った後、少し千切ってからカクテル(Mojito)に投入。
2 Cola-Kraut
ホントにホントにコーラの香りがする、コーラクラウト。 どの品種を掛け合わせたらこうなるのか・・・というか、コーラの香りにしようと思って作られたのか、偶然コーラっぽい香りになってしまったのかが気になります。
オススメのレシピ:綺麗に洗った後、鳥肉の煮込み料理系(醤油で煮込む系)に刻んで入れるととても合います。(刻まないと口の中でモソモソ?するので注意)
3 Erdbeer minze
イチゴの香り、草の香りではありません。 本当にイチゴの果実の香りです。
オススメのレシピ:綺麗に洗った後に、そのままサラダに飾りとして乗せる。 彩と香りがサラダを豪華にします。
4 Orangenminze
オレンジの香りがする。 なんとなくミントの香りがもう少し強いといいなと思う位 です。
オススメのレシピ:ドリンク類に入れるのはあまり合わないので、野菜の代わりのように綺麗に洗ってから刻んでサラダに乗せる。
5 Schokominze
これはちょっと、、、と思ってしまったチョコの匂いのするハーブ。
オススメのレシピ:どう使っていいか分からず観賞用で枯れてしまったので、レシピはまだ無い・・・。
6 Marokkanische Minze
モロッコ ミント。 普通のミントの香り。 香りがどうというよりも、特性が年中生育可能でとても強い品種のため、世界中で多用されています。
オススメのレシピ:綺麗に洗って、刻んでお湯に入れてミントティーに。 少し砂糖やハチミツを入れると美味しい。 夏は葉っぱだけを水に漬けること半日または一晩程度すると、いい香りがするミントウォーターに。