2005年から「和食に合うドイツワインを」と夢見て始めたオリジナルブランド・Hidewine 639 改め 639 ROKUSAN-Q。 フランクフルト近郊のニアシュタインから届けられるワインは日本人、ドイツ人にも愛されています。
ドイツワインとは
これまで日本におけるドイツワインのイメージは「甘くて軽やかな白」ではないでしょうか? そもそも最初に日本に輸入された有名なドイツワイン Zeller Schwartze Katz ツェラー・シュヴァルツ・カッツのイメージが定着しているからでしょう。 確かにドイツワインでは糖度の高い甘みの高い白ワインが高級かつ有名です。
©️右 Carl Sittmann 左Gustav Adolf Schmitt
また厳寒の中で極限まで糖度を上げた甘みがとても強いデザートワイン(貴腐ワイン)も有名だからかもしれません。 しかし、ドイツワインには極々甘口のものから辛口まであります。
ちなみに、ドイツワインは本来白がメインですが、赤ももちろん割合は少ないけれどあります。 割合としては、白ワインが60%、赤ワインが30%、ロゼワイン10%程度です。
ドイツのワインは4つに格付けされ、その中の最上級に格付けされたQmPもブドウの糖度によりさらに6つの格付けがなされます。
以下、全ての画像のコピーライトはHide’s Wine / 639に帰属します。
日本人が造るドイツワイン
「和食に合うワインを造りたいという」願いでオリジナルブランドワイン造りをスタートしたワイン醸造家 – Winzer の浅野秀樹さん。 2002年にドイツ国内でも有数のワインの銘醸地ニアシュタインの300年以上の歴史を持つSTRUB シュトゥループ・ワイナリーの所有するヒッピング畑の一部を借り、学業とともにワイン醸造者として研修を積みました。
ドイツ国内の銘醸地・ニアシュタイン -Nierstein
銘醸地はドイツ国内にも数多くありますが、その中でもフランクフルト、マインツ近郊にあるニアシュタインでは赤土の急斜面と呼ばれる良質な葡萄畑の土壌です。 ライン川に沿った急斜面に反射する太陽の暖かさ、粘土質の赤土、ブドウ栽培においてドイツ国内でも最良の地域のひとつです。
639シリーズ
2005年からは念願のオリジナルワイン醸造を始めます。銘醸地で栽培されたブドウ品種 Riesling リースリングは、爽やか系の辛口から甘口のワインまで幅広い風味を楽しむ事ができるブドウ品種です。 そのリースリングから「和食に合う」639シリーズは生まれました。
数年を経ていくつかのシリーズが生まれてきましたが、どのシリーズも手摘みにこだわっています。 時間も手間もかかる手摘み作業ですが、ブドウの粒のひとつひとつが丁寧に選果され、収穫されます。
美味しいワインは良いブドウから
実はドイツ国内の有志の方々の協力を得ています。 有志の方々にはワイン造りやブドウ畑の体験が出来る機会とその場で味わえるワインやブドウジュースを振る舞うことで、お互いに楽しめる時間を共有しています。醸造の一工程にも関わる事が出来る事で、より多くの人々に親しみを持たれ愛されるワインになっているのかもしれません。
秋の収穫体験は誰でも参加が可能ですが、事前申し込みが必要です。 詳細は639 ROKUSAN-Q HP でご確認ください。
サクラアワード受賞、ANAのファースト、ビジネスクラスでも採用
2017 年、2017 Hide´s Wine 639-SF Black は、第7回「SAKURA AWARD – サクラアワード」で最高権威の”Diamond Trophy” を受賞を受賞しました。
サクラアワードとは、女性が審査する国際的なワインのコンペティションです。審査員には、ワイン業界の現役スペシャリストたちが勢ぞろいし、審査員責任者を田辺由美氏が務めます。 国内外の4000以上のワインブランドのテイスティングにより受賞ワインが決定されます。
2018年には、ANAのワインのアドバイザーである世界最優秀ソムリエのオリビエ・プーシエ氏お墨付きとなり、3月からフランクフルト-羽田間の期間限定でANAのファーストクラスやビジネスクラスの銘品ワインとして採用されました。
2020年のおすすめ 639
和食を引き立てるワインとしての地位を確率していますが、夏に特にオススメのワインは、2020年639グリーンラベル。 昨年に続いて淡麗辛口のグリーンラベルは、2020年 ‘Ortswein’ にグレードアップして新発売中です。
639 ROKUSAN-Q |
|
住所 | 639 ROKUSAN-Q c/o Weingut STRUB Rheinstrasse42 55283 Nierstein am Rhein |
---|---|
コンタクト | HP内 コンタクトフォームよりお問合せください |
オンラインショップ | ショップ: 購入は日本の輸入代理店や各地の取扱店。 オンラインショップでも購入可能。 |