【持ち寄りパーティー】ドイツ人に好評!簡単・味も見栄えも良い和食一品

ドイツでは季節を問わず、幼稚園から社会人になっても、プライベートでも会社でも、みんなで何か一品ずつ持ち寄るパーティー(Potluck mitbringen party)が頻繁に行われます。ドイツ人に好評且つ簡単で味も見栄えも良いレシピを探してみました。(適宜更新中)

持ち寄りパーティーの鉄則

日本だとやっぱり見栄えや手間のかかったものじゃないと・・・と思ってしまったりする事も多いのではないでしょうか?

ご安心ください、ドイツではかなり自由です。

幼稚園や学校単位だと、何を持ってくるのか申請制だったり、持ってきて欲しいものリストから選んで持ってくることになったり、凝った手作り料理を持ってきたい人は持ってきて、そのほかの人は適当に。

ゆで卵だけ大量に持ってくる人、ブレッツェルを大量に購入して持ってくる人、かと思えば、プロシェフ並みの手料理やスイーツを持参する人もいる。

いろんな意味で、個人主義が持ち寄りパーティーの会場でも感じられるのがドイツです。

ドイツ人の期待する 「何か和風の食べ物」

特に幼稚園、学校では季節毎にイベントや持ち寄りパーティーがあったりするので、気が抜けません。 人種のるつぼとも言われるヨーロッパ。 せっかくだから、と国際色豊かなパーティーになることも多くあります。

日本人なら、寿司やおにぎりなど「何か和風の食べ物」を期待される事も多くあります。 アジア食はまだまだ特別感があり、ドイツでの日本食は美味しい、日本食はヘルシー、というイメージのお陰かもしれませんが、「とても美味しいもの」という期待が結構プレッシャーになることもありますよね。

そんな期待に沿うべく、無理せずにドイツでも簡単に材料が入手できて、見栄えもそこそこ良いパーティー料理のバリエーションが幾つか必要になったりするので、簡単かつ美味しく作れるレシピをいくつかまとめてみました。

ライス系 お米を使った持ち寄り品

具材はなんでも家にあるもので! (c)inu-nekoneko-photoac

ライス系定番 おにぎり

おにぎり・おむすび japanische Reisbälle / Reisball

とりあえず、お米を炊けばなんとかなる? おむすびやおにぎり、簡単寿司系は基本的に大好評です。 大事なポイントは3つあり

  • 海苔は巻いておく・後巻きバージョンがあると良い
  • 具材には注意
  • 小さめに握る

アレルギーや生魚はまだ無理、ベジタリアンという人もいるので、具材に多少気をつける必要はあります。 また海苔が苦手な人もいるので、海苔は後で巻けるようにしておくと良いです。(海苔を巻いたバージョンと半々も良い)

小さめに作っておくことも大事なポイントです。 とりあえず食べてみたけど、ダメだった・・・ 数が少なくて全員に行き届かなかった・・・色んな種類を食べたいけど、他のものも食べたらお腹いっぱいになって食べれなかった。 など、色々な理由で小さめのおむすびが好まれます。

海苔の代わりにハムで巻く手まり寿司風おにぎり

ここドイツだからこそ、ハムの種類が豊富で選びたい放題のハムで巻くおにぎりも、好評です。 材料も入手しやすく、具材も考える必要なくハムで巻くだけ。

個人的におすすめは、Schwarzwälder Schinken (シュヴァルツヴェルダー・シンケン)。脂身もほどほどにあり、香辛料の香りと塩味がちょうど良くマッチしていて、オススメです。

好みでバジルやシソ系葉物、パルメザンの粉チーズを内側に少し入れても美味しいです。

おにぎらずとパッカンおにぎり

握る時間がないわ〜という人は、一時期流行ったおにぎらずもオススメです。 なんとなく見た目が華やかで、簡単。

ちょっと手間を加えて、さらに見栄えを良くしたいなら、最近流行りのパッカンおにぎりも良いかもしれません。 ただ、具材にこだわったり見栄え重視なので、作るのに時間がかかってしまうかも?

ドイツでもおにぎりだって買える時代

自分で作るのは数が多すぎて大変!なら、ドイツ各地で増えつつあるおにぎり屋さんで予め注文したり、スーパーの既製品を買ってお持ち寄りもオプションのひとつです。 念のため希望数とお届け時間を早めに伝えて、注文すればOK。

ドイツでもどんどん人気が高まり、専門店も続出中のおにぎり。 各地におにぎり屋さんがあると思うので、 onigiri または Omusubi (住んでいるところの都市名) で検索してみてください。

リンク Oh! musubi

タマゴ系 手軽で安価、美味しくて加工もしやすい卵料理の持ち寄り品

ふっくら厚焼きたまごが美味しい (c)yoshiki-ojisan-photoac

アレルギーの子供以外でタマゴを嫌いな人はいない・・・ことが多い気がするので、タマゴ料理もおすすめです。

出汁巻卵

出汁巻タマゴ ein gerolltes Omelett

ドイツ語だと、「くるっと巻いた卵オムレツ」みたいな感じの意味合いになります。 出汁入りでも、砂糖多めの甘いバージョンもどちらも人気がありました。 ただし、魚がどうしても苦手な人は出汁を敬遠する傾向もあります。

サンドウィッチでもイケる、出汁巻たまごサンド

ドイツのスーパーでよく売られているサンドイッチパンを利用して、だし巻き卵をサンドイッチにしてしまうのもボリュームも増えて、人気があります。 日本だと「天のや」のたまごサンドが美味しいですが、ちょっと真似して食パンにマヨネーズとマスタードを片面ずつ薄ーく塗ってから、だし巻き卵を挟みます。

サンドイッチパンがパサつくのが気になる場合は、ブリオッシュパンを代わりに使うと甘みも加わってさらに美味しいので、オススメです。

日本人にも、ドイツ人にも大好評であっという間に無くなります。 個人的にはマスタードの代わりにホイシンソース(中華のソース)と
Gekochter Schinken (加熱調理済みのハム)を2枚、だし巻き卵を挟むようにして入れるボリュームサンドがオススメです。

前日準備で出来る煮たまご

たまごの人気は高く、ただのゆで卵も塩を添えて置いておくと意外とあっという間に無くなるほど、人気があります。

でも、少しだけ手間を加えたい。そんな時はゆで卵を半日〜一日、麺つゆにつけて持っていくだけの煮卵もおススメです。少しだけ酢を加えるとまろやかです。

黄身がトロッとしていると嫌がる人や、中身をパーティーでこぼしてしまう人も結構いるので、ポイントは日本と違って半熟以上完全固ゆで未満位にする事です。

忘れてた、時間がなかった!そんな時に

持ち寄りパーティーでは、大量の短冊パプリカ、来る途中のお店で購入したであろう出来立てブレッツェル、家にあった菓子類をまとめて・・・だったり、大きな水筒にカカオやジュース、というような時短で持って来れるたべものも多くみられます。

大事なことは、みんなで楽しい時間を過ごすこと。 無理な時は無理せず、みなさま、楽しい持ち寄りパーティーを!

とはいえ、ドイツのどこでも購入できる&何かささっと作れる&喜ばれるものを持っていきたい場合は、こちらがおすすめです。

グミとマシュマロ串刺し

串の端に和風マスキングテープを貼るとなんとなく和風・・・

ドイツのスーパーですぐ手に入るもので作る持ち寄りパーティー用スイーツです。

マシュマロ Marshmallow /  Schaumzuckerwaren
  1. マシュマロと各種グミを集めて揃える
  2. ちょっと長めの串を買う(用意する)
  3. 色を考えて刺していく

会場に向かう途中で買って、会場で用意してもいい位に簡単・見た目は案外華やかです。

グミやマシュマロはなんでも問題なしですが、絵面的におすすめできないものもあります。

串刺しは、かわいそうなことになるのでご注意を!

これからお天気が良くなり、屋外での活動も増える季節。楽しい持ち寄りパーティーになりますように!




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