ドイツ移住直後におすすめの銀行ランキング

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ドイツ移住したばかりの日本人が直面する最初のハードルとして「書類手続き」が挙げられます。健康保険、ビザ、住民登録、そして「銀行口座開設」です。良くも悪くも手続き方法の定まっているビザや住民登録と異なり、銀行口座開設は銀行やプランを自ら選ぶ必要があるため、更に頭を悩ませることが多いでしょう。

本稿では、ドイツでの生活を念頭においたおススメのドイツ銀行について紹介していきます。

※本稿の内容は特定の銀行の使用の推奨するものではありません。あくまで特徴をまとめた記事になりますので、最終的な銀行の選定は自己責任でお願いいたします。

ドイツの銀行事情

好む、好まざるに関わらず、ドイツで生活する以上「ドイツにおける銀行口座の開設」はビザの取得のためマスト要件となります。ドイツに拠点を移したばかりの方が直面する問題は、「どの銀行口座を開設すべきか」でしょう。

大別するとドイツの銀行には「店舗系」と実店舗を持たない「オンライン」と存在しており、店舗系のほうが細やかなサポートをしてくれる一方、手数料が高い傾向にあります。

項目 店舗型銀行Deutsche Bank, Commerzbank, Sparkasse、等) オンライン銀行(例:N26, DKB, C24、等)
サービス形態 支店での対面サポートあり 基本的にオンラインのみ
口座開設 支店で手続き(OR郵送書類) スマホやPCでおこなう(10分程度で完結)
審査の柔軟性 比較的柔軟、外人慣れした担当者に対応して貰える 審査が厳しい場合あり(書類不備で弾かれることが・・)
口座維持費 月額あり(約4〜7€)が一般的 無料または条件付きで無料
サービスの幅 融資・証券・保険など総合的にサポート 送金・カード・投資など一部機能に限定

店舗系

店舗系は一般的にサポート体制が細やかなメリットを持ちます。特に「滞在ビザ」の手続き(新規、延長、変更)な発生する場合、都度都度口座証明などが求められることがあるため、発行まで時間のかかるオンライン系よりも店舗系の口座を持っておいたほうが便利であることが多いと言えるでしょう。

また、入金手続きでのミスやトラブルなど、対面でのサポートが必要な場合、クレジットカードや保険の相談などにも乗ってくれることがアリ、ドイツに来たばかりで何も分からない場合は店舗型のほうが安心感が多いでしょう。

銀行名 Commerzbank Deutche Bank Postbank Sparkasse Volksbank
タイプ 店舗 店舗 店舗 店舗 店舗
口座維持費 月5€程度
※学生無料
月6.90€
※若年無料
月0~5.90€
※プランによる
月5€程度 月5€程度
ATM利用料 グループ内無料 グループ内無料 グループ内無料 グループ内無料 グループ内無料
送金手数料 国内無料 国内無料 国内無料 国内無料 国内無料
会社の規模 最大手(2位) 最大手(1位) 大手 大手 大手

国内最大手のDeutche Bank、二番手のCommerzbank、そしてPostbankは同じCashグループに属しているため、それぞれのATMで現金を引き出すと無料です。対して、SparkasseとVolksbankはそれぞれ別のグループに属するため、ややATMの互換性が悪いと言えます。

口座維持費は年齢やステータスに応じて異なるため、どの口座を選べばお得かは個人によると言えるでしょう。利便性を考えると、居住地(近く)に実店舗を設けている銀行を用いたほうが、ビザや税金の手続きの際に何かと便利になります。

オンライン系

オンライン系の強みは口座維持費が無料なところです。

もっとも、ビザ申請のための口座残高証明書や銀行書類が必要な際に、支店名や担当者名を記入してもらえないという難点があるため、ドイツに来たばかりで今後書類手続きが必要になることが多い場合は注意が必要です。

また、審査の方法に関しても対面可能な店舗系と異なり、オンラインの場合機械的に処理されてしまうため、書類不備などどこが問題で落とされたのかの判断が難しいと言えます。

銀行名 C24銀行 N26銀行 DKB銀行
タイプ オンライン オンライン オンライン
口座維持費 無料(条件なし) 無料(標準プラン) 無料(700€入金条件)
ATM利用料 月4回無料 月2回無料 国内外無料(※条件付)
送金手数料 国内無料 国内無料 国内無料
会社の規模 中規模 中規模 大手

結論として、オンライン系は口座維持費無料という大きなメリットを持ちますが、審査の通りやすさやビザ向けの書類のサポートなどの面では、店舗型を用いる、あるいは店舗型とオンライン型を併用するほうが良いかもしれません。

結論:

店舗型の中で実店舗の多いCommerzbankやDeutsche Bankが、ビザの手続きなどを考慮するとおススメできるケースが多い




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