ドイツに来てから何故か肌が荒れる、シワが増えたような気がする・・・髪がきしむ、なんだかフケもふえているかも、なんてお悩みのある方は必見。その原因はもしかしたらドイツの硬水かもしれませんよ。硬水対策とドイツで購入可能なスキンケア商品をご紹介します。
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ドイツの硬水
季節の変わり目はいつも以上にスキンケアに気を使わないといけませんが、ドイツに来るとなぜか年中肌トラブルが起こっている、(またはふしぎと肌荒れがおさまった)方っていませんか? 私は日本にいる時よりも不思議と肌トラブルが減少しましたが、数年に一度絶賛肌荒れタイムがやってきたりする不思議な現象が起こっていました。
ドイツでは肌のトラブルがいつもと違う理由は、いくつか考えられます。
- 食生活の変化
- 生活習慣の違い
- ストレスや緊張
- 気候の違い
- 水の違い
今回はもしかしたら、水が一番の原因かも?という前提で、ドイツの「硬水」対策と気軽に購入できるおすすめスキンケア商品をいくつかピックアップしてご紹介します。
日本とドイツ、水質の違い
水の「硬度」は、水に含まれているカルシウムとマグネシウムの化合物の含有量によって決まるそう。硬水ほどミネラル(カルシウムとマグネシウム)が多く含まれています。
水の硬度の種類 | dH ドイツ硬度 |
1(軟水) | 7.3以下 |
2(中水) | 7.3 – 14 |
3(硬水) | 14 – 21.3 |
4(超軟水) | 21.3以上 |
どうして硬水で肌荒れが起こるの?
硬水は皮膚の保護バリアに変化を促して、バリア機能を弱めてしまう傾向があります。とくにシャンプーや石鹸などの成分と硬水が結びついてしまうと「Kalkseife」という物質にへんかしてしまうので、これらのミネラル残留物が皮膚に残ると、肌の弱い人は乾燥や炎症、湿疹の元になってしまいます。
体の部位 | 最適なpH値 |
全身 | 4.5 – 5.5 |
脇の下 | 7.1 |
足の裏 | 7.0 |
デリケートゾーン | 6.5 |
人の体の最適なpH値は4.5 – 5.5 弱酸性です。
体を清潔に保ちたいけど、弱酸性で敏感肌でも安心して使えるソープフリーのボディーソープや固形石鹸があり、肌トラブルを防ぎ、お花のマイクロバイオームも強化するクレンジングバーなども多くあるので、自分の好みにあった香りや品質、使用感のものを探してみてくださいね。
FREI ÖL の顔にも使える、全身に優しい薬用・敏感肌用のクレンジング・バーです。ソープフリーで清潔にしながら、マイクロシルバーで皮膚のマイクロバイオーム環境を整えて強化してくれます。
Sebamedの薬用石鹸も弱酸性。特にバクテリアや足の問題(水虫)などにも予防効果があるので、比較的オイリー系だけど繊細なお肌の方におすすめです。
洗顔から全身 硬水対策 Mizellenwasser
ドイツ的洗顔方法のおすすめ、日本でも新定番になりつつあるMizellenwasser ミツェレンヴァッサーを使ってみてはいかがでしょうか?
日本では、拭き取り化粧水、水クレンジング(クレンジングウォーター)ミセラウォーターなど様々な呼び名がついています。
ドイツ語でもGesichtsWasser(フェイシャルウォーター), Mizellenwasser(ミツェレンヴァッサー)、Reinigugnswasser(洗浄ウォーター)などと呼ばれているので、「この名前が定番」というのはないのかもしれませんね。
1995年位フランスのBiodermaが開発したスキンケア商品で、名前に使われている「ミセル」(界面活性剤粒子)という物質が水分に含まれています。本来は水を使わなくても、メイクも落とせて汚れも落とせてスッキリできるために開発されました。
水で顔を洗わないなんて・・・
なんとなく洗顔に慣れきった私たちには、落ち着かない感じですが、硬水に肌が負けてしまう方は男女問わず使ってみる価値があります。
また、ミツェレンヴァッサーはほとんどの場合、女性は化粧落としにも使え、男性も日焼け止めを落としてスッキリしたい時や、屋外で汗をかいた時にさっと拭き取るとすっきりします。
定番のNIVEA 全ての肌タイプ用ヒアルロン酸配合。コンタクトレンズを着用していても使用可能。男性も入門編にはおすすめです。95%リサイクルボトル使用でなんとなく地球にも優しく慣れた気分に。
自然を愛するドクターズコスメのDr.Grandelのミツェレンヴァッサーには、抗炎症作用もあり、毛穴を引き締めます。
肌にベタつきを感じさせない、優しい洗い上がりで、すべての肌タイプ、特に敏感肌に最適です。
とある有名なドクターが開発した!という訳ではないけれど、しっかりと安全性をテストされ、お肌にも優しいのに効果のあるプチプラコスメをまとめた記事もどうぞ