2022年2月14日〜2月27日まで合計15本の日本映画がドイツ在住の方のみに、無料オンライン配信されます。 今回はさらに自由度が高い毎日好きな映画が選んで見えるシステムになりました。*(ただし一度見たら48時間以内のみ、でも時間内は何度も閲覧可能)。 観たかった映画がちょうど忙しい時で見逃した!ということはありません。 全作品には日本語オリジナル音声に字幕付き(*英語、一部作品ではドイツ語の字幕あり)。 お見逃しなく!
JFF Plus オンライン日本映画祭2022 | |
日時 |
ドイツ時間で2022年2月14日~27日
ドイツ時間9時〜(終了は8時59分) |
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内容 | 各作品は視聴開始から48時間限定*で配信 |
場所 | オンライン メイン会場のリンク |
参加費 | 無料 |
詳細 | 日本語での映画の詳細確認などは ケルン日本文化会館のHPからご確認ください。 日本語 ドイツ語 |
2022年2月14日 日本時間17時(ドイツ時間9時)に配信が開始され、2月28日 日本時間16時59分(ドイツ時間8時59分)に配信が終了します。期間中は視聴開始から48時間同じ作品を見ることができますが、2月28日 日本時間16時59分で配信は終了します。
JFF Plus オンライン日本映画祭2022
今回もなかなかマニアックなラインナップだと思っていますが、映画通なみなさまからはもしかしたら「よくぞこれを選んだ」という珠玉のラインナップなのかもしれません。
今回はアニメーションが1本と少なめです。 アニメーション映画も漫画を原作とした(そして漫画原作に忠実な)作品も大好きですが、日本にはクロサワやキタノだけじゃない定番の映画監督から新進気鋭の監督まで多数存在していることをぜひ知っていただきたいと思います。
ただ今回は日時が限定されずに見ることができるので、15作品いつでも鑑賞し始めることが可能です。 48時間なら、土曜の夜に見て日曜の午後にもう一回見ることだって出来てしまいます。 最高!
今回はまずは、プレミア上映された3作品の超個人的レビューと他ラインナップの見どころをご案内します。
湯を沸かすほどの熱い愛 Her Love Boils Bathwater
最初からクライマックス(涙腺が)、最後までクライマックス感が緩やかに、穏やかに続く映画。 主演は宮沢りえ。彼女の演技も素晴らしかったけれど、子役2人の演技も本当に素晴らしかった。
登場人物が自然に増えては溶け込んでいく感じも、この映画の味わい深さかもしれません。
人生って何かの縁で繋がった人といつのまにか親しくなっていたり、離れていたと思った人と突然近くなったり、そんな普通の日々を描く映画のはずなのに、実際はこれでもかと言わんばかりの非日常系な出来事が発生します。 そして、劇中のさまざまな微かな伏線が、自然な形で美しく回収されていく気持ちの良さ。
劇中のセリフ「彼女から生まれた君たちが羨ましいよ」という一言が個人的にはとても心に重く残ったけれど、どのシーンと言葉が心に刺さるのかは、観ている人の状況や心情によって変わってくるのだろうと思います。
肯定的にも否定的にも家族とはなんだろう、と深く考えてしまいますが、観て良かった。と言い切れる作品です。
なお、鑑賞時はタオルとティッシュをお忘れなく。 もう絶対に、忘れないように。
いとみち Ito
越谷オサムの小説「いとみち」を映画化した本作。 青森県・津軽を舞台に三味線✖️女子高生✖️メイドカフェが混じり合った女子高生の成長物語です。(断言)
正直な話、東北の出でない私には、英語の字幕がなかったらなまりがきつい津軽弁のセリフは理解出来なかったところもありました。 地方出身者としては、自分の地方の訛りが正確に再現されていない時はガッカリしますが、この映画で青森の方がガッカリすることはきっと皆無だと思います。 安心してご鑑賞ください。
映画は主人公のいとの成長ですが、彼女は言葉が足りていない部分はあるものの、もともとの行動力はしっかりあります。 2時間の映画の中でメンタルが成長していく過程をうまく見せてくれた駒井蓮の演技が見どころです。 最近は3枚目な役柄が増えてもいつだって素敵な豊川悦司、素敵な祖母役(そして三味線演者でもある)西川洋子が脇を固めます。
個人的には、ドイツ人には絶対言わないと気づかないであろう、ピコ太郎こと古坂大魔王も出演していることをちょっと強めに伝えてみて欲しいと思います。
サマーフィルムにのって It’s a summer Film!
眠狂四郎の円月殺法(と座頭市など)を真似る主人公「ハダシ監督」を演じる元乃木坂46の伊藤万理華が主演。 普通の、いや、かなりエキセントリックな熱い女子高生を熱演。
他作品に比べれば出演者が若く荒削りなエネルギーを感じる、将来有望な俳優さんの活躍が楽しめます。 時代劇が好き、だけど、ラブコメも好き、しかも剣道部で強く可愛らしい主人公ハダシの友人・ブルーハワイが、個人的にはこの映画の中で一番良い味を出しているキャラクターだったと思います。
撮影はコロナ禍の中、一旦中止となるものの無事に公開された映画。未来からの少年は来なかったけれど、次元も歪みかけたりしなかったけれど、わたしたちの青春もこんなに楽しくて、なにかに夢中だったと爽やかな感情を呼び起こす映画でした。
このほかにも角川春樹監督新作「みをつくし料理帖 – Mio’s Cookbook」ただいまドラマで(私の中で)人気沸騰中西島秀俊と主演が目立つ人気女優波瑠も出演する「オズランド 笑顔の魔法教えます – OZLAND」
そして、今回はドキュメンタリー2作品が非常に興味深い。 そのうちのひとつ、マツコの部屋など人気TV番組プロデューサー坂田栄治監督の「相撲道〜サムライを継ぐ者たち〜 SUMODO ~The Successors of Samurai~」などなどなど、見逃せない作品たちが配信されます。
視聴方法
メイン会場から登録(レジスター)を行い、希望の映画にアクセスします。 特別なアプリのダウンロードやチケットの購入は必要ありません。
配信映画の視聴方法は3ステップです。
- メイン会場HPに登録
- 02月14日~27日の間のいつからでも作品の視聴開始が可能
- 視聴してから48時間は当該作品が見られる(何度でも!)
少し違っているのは、観たい映画の配信時間を自分のタイミングで決められること。いつでも、何度でも、です。ただし一度見始めたら48時間以内のみ。
- 配信開始:02月14日(月)9:00 am
- 配信終了:02月27日(月)8:59 am
*特定の作品の視聴開始ボタンをクリックしてから48時間、同じ作品を視聴することができます。 何時からみ始めても、02月27日ドイツ時間朝8時59分に配信は停止しますのでご注意ください。
前回同様、全作品には日本語オリジナル音声に英語字幕付き(*一部作品ではドイツ語字幕あり)なので、日本語が少し苦手なご家族とも楽しんでみてはいかがでしょうか?
JFF Plus オンライン日本映画祭2022 | |
日時 |
ドイツ時間で2022年2月14日~27日
ドイツ時間9時〜(終了は8時59分) |
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内容 | 各作品は視聴開始から48時間限定*で配信 |
場所 | オンライン メイン会場のリンク |
参加費 | 無料 |
詳細 | 日本語での映画の詳細確認などは ケルン日本文化会館のHPからご確認ください。 日本語 ドイツ語 |