ドイツでも鬼太鼓を 佐渡祭ワールドツアー

今年2018年はミュンヘンとパリで「佐渡祭」2公演ずつの予定です。 (そのほかの公演地域は現時点で未定)

ミュンヘンは、当日行われる「鼓童ーKODO ONE EARTH TOUR 2018: Evolutioni」公演前に日曜日と月曜日に行われます。 佐渡伝統芸能 「鬼太鼓」の披露を予定しており、20分〜30分もの鬼、獅子など演武を行います。

鼓童のドイツ公演は、2月18日のミュンヘン公演を皮切りに、フランクフルト、ニュルンベルク、ドレスデン、ベルリン、ハノーヴァー、シュトゥットガルト、そして3月6日のデュッセルドルフとなります。 鼓童の公演チケットはeventim – Kodo Tickets 2018 -からご予約いただけます。

(公演の様子を追記しました ー 時間は18日、19日ともに18時半〜に変更されています)

 

佐渡祭 ワールドツアー
日時 終了済み
2月18日(日曜日)、2月19日(月曜日)、18時30分〜
場所 Philharmonie im Gasteig München
Rosenheimerstr. 5 – 8, 81667 München
参加費 無料
お問い合わせ

佐渡祭公演風景

笛の音、長唄、お囃子のリズムに合わせて、太鼓の躍動感を感じつつ、獅子舞と鬼が華麗に舞う演舞を楽しみました。

2018年2月18日 唄と太鼓、そして獅子舞から始まる

ドイツでの公演はドイツ語での挨拶から始まり、終了もDanke schön で締めくくられました。

おそらくどこの国に行っても、その国の言葉で挨拶や紹介をしているのではないでしょうか? 英語は世界共通語になりつつありますが、挨拶や短い紹介だけでもその国の言葉を使って説明しようとする努力と、心遣いが本当に素晴らしい!と思いました。

佐渡とは

佐渡は、伝統文化や自然、人々の暮らしなど古き良き日本の原風景が息づいている日本で2番目に大きな島です。

島近郊の海は暖流と寒流の接点のため、日本国内でも他では類を見ない海の幸に恵まれています。 島内には、山あり、平野あり。(北に大佐渡山地、南に小佐渡山地、中間には穀倉地帯の国仲平野)食の面では、海の幸だけでなく山の幸にも恵まれた環境です。

特色豊かな大自然の恵みに加えて、佐渡は文化の形成もとても興味深い歴史があります。 町人文化はもちろん、そこに本来なら交わることが少なかったであろう貴族文化、武家文化が絡みあい、特別な文化形成が為されています。 また佐渡には猿楽(能)を大成した世阿弥が、当時の政権交代の不遇により流刑されていた影響から、素晴らしい能をはじめとした成熟し革新的に育まれた伝統芸能が根付いています。

佐渡を舞台にしたドラマ「君の名は」の舞台にもなっています。 (佐田啓二が素敵でしたね・・・)

 

鬼太鼓

佐渡には400年以上前から伝えられ、現在もなお集落のお祭りで行われている「鬼太鼓」。  五穀豊穣祈願、厄払いや家内安全を祈願する意味もあり、島内の各地で引き継がれている伝統芸能です。 鬼太鼓は「おんでこ」と読みます。

 

画像引用 ©️Alegria-Konzer

佐渡祭ワールドツアーで活動する内容

すでに2005年から行われていた佐渡「鬼太鼓」。 2018年はミュンヘンにて鼓童公演会場にて「佐渡祭」の公演を予定しています。 まだ小さいお子様でも、会場のロビーで行われる30分ほどの公演なら見学することも可能かもしれません(騒がしくなれば、外にすぐに出ていけるので) 日本の伝統芸能に触れる機会の少ない海外での貴重な体験を、見逃しませんように。

ところで、佐渡祭ワールドツアーイタリア・ミラノ、フランス・パリでも公演予定。

これまでの海外公演やコラボレーション活動の実績:
2005年 ロサンゼルス北米太鼓カンファレンス出演
2012年、2013年 シンガポールISETAN 新潟フェア
2013年 国立民族学博物館(大阪)フランス拠点ブルキナファソ-カバコ共演
2015年 イタリア「ミラノ万博」日本館特設ステージ4 公演
2016年 カナダバンクーバージャパンタウン「第40 回記念パウエル祭」
2017年 ニューヨークマンハッタン新橋レストランで佐渡祭開催

佐渡祭 ワールドツアー2018
日時 終了済み
2月18日(日曜日)、2月19日(月曜日)、18時30分〜
場所 Philharmonie im Gasteig München
Rosenheimerstr. 5 – 8, 81667 München
参加費 無料
お問い合わせ



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