華やかなクリスマスマーケットの季節が到来!本誌NIPPONip vol.78で「クリスマスマーケットだからこそ食べたいおすすめ主食系グルメ4選」を紹介しましたが、おすすめグルメはまだまだたくさん!当記事では、本誌で掲載しきれなかったおすすめグルメを新旧とりまぜてお届けします。(適宜更新します)

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これまで食べたことのないものから、毎年楽しみにしているクリスマスマルクトの屋台メシ!ツイスター型のポテトやドイツの中世の時代のクリスマスマルクトごはんまで・・・みなさんのイチオシはありますか?
冷えた体をポカポカにしてくれるスープ類もクリスマスマーケットの定番。人気のグーラシュは、ハンガリー発祥のスープで、ドイツで進化を遂げたビーフシチューのようなもの。牛肉とパプリカを長時間じっくり煮込んでコクのある味わいに仕上げています。
おすすめポイント
濃い目の味付けなので、寒くて塩気が欲しくなったときにぴったり。パンが添えられているので、浸して食べても美味しい。

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串(spiess)刺しにして、じっくり焼いた(braten)豚肉をパンに挟んでいただきます。甘さを引き出された飴色たまねぎが一緒にサンドされていて、肉の旨みを存分に楽しめる!
おすすめポイント
多彩な肉料理を味わえるドイツにおいて、ポピュラーな一品。ドイツを感じるガッツリメニューでエナジーチャージすれば、クリスマスマーケットを隅から隅まで歩き回れるはず♪

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フラムラクスは、その名の通り、炎(flamm)で直接炙った鮭(Lachs)!豪快に炭火で焼いているというインパクト、木やほのかな燻製の香りも相まって、余計に食欲をそそります。
おすすめポイント
直火焼きの鮭は、ふっくらしていて、脂がしっかり乗っています。パンに挟んだり、サラダに合わせたりと、食べ方を選べるのが嬉しい。

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クリスマスマーケットのジャガイモ料理といって、フライドポテトと並んで代表に挙げられるのがこちら。すりおろしたジャガイモを揚げ焼きしたもので、別名、Reibekuchen(ライベクーヘン)とも呼ばれています。
おすすめポイント
ザクザク食感とともにジューシーなジャガイモの旨みが口いっぱいに広がります。ぜひリンゴムース(Apfelmus)で味わって。

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食材名そのまんまのBlumenkohl、もしくはFrittierte Blumenkohl(フリッティエァテ ブルーメンコール)などのネーミングで売られている揚げカリフラワー。衣をまとったカリフラワーは、外側さっくり、中はほくほく。カリフラワー本来のおいしさをダイレクトに感じられるのはもちろん、屋台メニューでしっかり野菜を摂れるのが◎。
おすすめポイント
冬が旬のカリフラワー。旬の食材は栄養価が最も高く、その季節に体が必要とする栄養素がたっぷり含まれています。

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発祥地はドレスデンだけど、近年、他の地域にも出現し始めたのが、このボリュームパン。噛みごたえのあるどっしりしたパンの中に、チーズやハムなどさまざまな具材が詰まっているのが特徴。窯を併設している屋台が多いので、焼きたてを味わえることも。
おすすめポイント
パンの上にトッピングされたサワークリームがさわやかで、重く感じることなくいただけます。

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最近見かけるようになってきた新しグルメ。串に生地を巻きつけ、直火で焼いた甘い系パン。筒状になっていて、外側はカリッと、内側はふわっとしたユニーク食感!
おすすめポイント
キャラメリゼされたバウムシュトリーツェルに、シナモン&シュガー、カラーチョコ、オレオなど、豊富な種類の中からトッピングを選べるのが楽しい。
スイスやフランスが起源とされる伝統的なチーズ料理。ラクレットチーズをトロ〜リ溶かして、パンやジャガイモにかけて味わいます。
おすすめポイント
寒い外にいながら、アツアツのチーズ料理をいただけるのが最高。普段はお家で食べるものを、外で食べるという特別感がまたいい!