日本では美味しくてノンカフェイン、体質改善効果もある、とすでに人気も高いルイボスティー。 じつは、お茶好きなドイツ人にも人気が高く、毎年リジナルブレンドがたくさん開発されています。 日本ではちょっと考えられないようなブレンドから定番まで! 皆さんはどんなブレンドがお好みですか?
実は緑と赤がある、ルイボスティー
日本でもよく知られるアフリカ原産のルイボスティー Rooibos tee。 ケープタウンの北の方、セダルバーグ山脈一帯にのみに自生する貴重なお茶です。
ドイツ語では
- Rotbusch tee (ロートブッシュテー ドイツ語版「赤、木、お茶」の組み合わせ)
- Roibusch tee (ロイボシュ ルイボス のドイツ語版の音表記)
- Rooibos tea (ルイボス テー 英語とおなじ)
など表記は様々ですが、ドイツでもよく見かけるのはRooibosの表記だと思います。
赤いお茶として有名ですが、実は希少な緑色のルイボスティーも存在します。 灌木の葉は枯れ落ちると赤くなりますが、お茶にするのは緑のままの茶葉です。 その茶葉に水分をあたえてゆっくりと乾燥・発酵させると、おなじみの赤いお茶になり、水分を与えず短時間で乾燥させ・無発酵のままの場合は緑色のお茶になります。 どちらも、カフェインを含まずミネラルが豊富で吸収されやすいのは変わりません。
ルイボスティーの効能
含まれるタンニンが少ない「赤い潅木」のお茶で、幼児から妊婦さんまで飲めるノンカフェイン。 さらには、体質改善や薬用効果が期待できます。
様々な効能のいくつかのうち、特に注目したいのは三つの効果です。
- 特に今の時代に最適な抗菌、アレルギー症状の緩和
- 代謝を助けて、血流を促進し、むくみを解消するなどのダイエット効果
- さらには、気持ちを落ち着けるリラックス作用
こんな時におすすめ
ホットで飲むなら、よく眠れない時の就寝前、ちょっと飲みすぎてしまった後には濃い目を少量飲むのがおすすめです。 もちろんリラックスしたい時にゆったりと昼間、どちらかというと夕方ごろに一杯もおすすめです。
冷茶として飲むなら、汗をかいたスポーツの後、入浴後に。 また、夏の麦茶代わりにもおすすめです。
オススメのルイボスティーのブレンド
そのままピュアで飲むのも美味しいですが、お茶屋さんやブランド独自のオリジナル・ブレンドもおすすめです。 日本では、すっきり爽やかから甘めなどが人気ですが、ドイツではちょっとスパイスを効かせたものもあれば、シーズン限定ブレンドも見かけるので、ぜひチェックしてみてください。
生姜レモン&ルイボス Ingwer – Zitrone Rooibos
なんだか調子が悪い、ちょっと風邪気味かも、体力が続かない・・・なんて時にオススメのブレンドです。 疲れ切っている時は、これにはちみつを加えてホットで飲むと本当に元気が出ます。 毎日、毎週は飲まないけれど、調子を崩しやすい時期の定番です。
砂糖反対派、ではないですが、このブレンドティーを甘く飲みたいときは砂糖よりも、はちみつの方が絶対美味しいと思います。
INGWER-ZITRONE-Rooibos -Tea House (オンライン通販あり)
グリーンルイボス &苺クリーム Grüner Rooibos Erdbeer-Sahne
珍しいグリーン・ルイボス ティーと苺アンドクリームのブレンドです。 甘いお茶は実はあまり得意ではないんですが、これはダイエット中にどうしても甘いものを食べたいと感じた時におすすめです。 ほんのり甘さで我慢できるけれど、甘すぎないので、さらなる砂糖菓子への欲望に打ち勝てます。
珍しい緑のルイボスティーということで、お土産やプレゼントにもおすすめです。
Grüner Rooibos Erdbeer-Sahne Ronnefeldt(オンライン通販あり)
アフリカンドリーム Rooibos African Cream®
アフリカンかどうかはちょっとわからないのですが・・・ルイボスティーをベースに、バラのつぼみに、いちごと矢車草の花びらと香りも見た目もおすすめの逸品です。
Ronnefeldtのお茶は基本的に美味しいくて、香りが良いのが特徴的ですが、飲む前からとにかく気持ちがあがります。 とにかく、茶葉をティーポットに入れても香りとカラフル感が女子力を無限にあげてくれそうです。 (女子と言うにはお年があまりにも、、、だとしても)
Rooibos African Cream Ronnefeldt(オンライン通販あり)
燃えよドラゴン FEURIGER DRACHE scharf -Rooibos-
(商品名は意訳です)いい香りだし、ふんわり系にちょっとピリッと香辛料?というような期待を裏切るホットなスパイシー感なので、要注意です。 ブレンド内容はルイボスティーをベースに、バラのつぼみ、ベニバナの花、ファーマーズローズの花びら、人参のフレークとチリ(そのまま)などが入っています。
チリは少しに抑え気味で飲んでみて大丈夫そうなら、次から加えることをおすすめします。
ピンク胡椒、クミン、チリ、生姜やシナモンなどもお茶のブレンドではピリッとしたスパイスとして定番ですが、これは本当に飲んでみるとゲヘナの熱を感じます。 寒さに震えている時に、何かに立ち向かう時に?ぜひお試しください。
Feuriger Drache Scharf-Rooibos -Tea House (オンライン通販あり)
ナチュラルピュア ROOIBOS PUR
ブレンドって言っておきながら・・・ですが、このピュアルイボスティーだからこそ、自分らしいオリジナルブレンドが出来るのでおすすめです。
私的ブレンド一位は濃い目のルイボスティー(ホット)にオレンジジャムとアイスクリーム(バニラ)を入れて、リラックス全振り(ダイエット完全無視)のブレンドを3時のおやつに楽しむ事です。 オレンジジャムではなくて、新鮮なオレンジのスライスの方がリラックス効果がさらに増します。
ぜひ、騙されたと思って試してみてください。
利用するお茶 ROOIBOS PUR – BIO Highgrown -Tea House (オンライン通販あり)
どのルイボスティー・ブレンドも美味しく飲めるので、色々とお試しを。
ルイボス ティーと同じくノンカフェインのアフリカの赤いお茶、ハニーブッシュティーをまとめた記事もどうぞ