北ヨーロッパに位置し、冷涼な気候のドイツですが、夏期には気温が30度を超すこともあります。気温は高くても湿度は低いので、いったん木陰に入れば涼しいのが嬉しいですね。木陰に入って、甘い匂いがしたら、それは菩提樹かもしれません。フェノロジカル・カレンダー5つめの季節「盛夏」の始まりです。
フェノロジカルカレンダー
ドイツのフェノロジカル・カレンダー「初夏」
「麗しの5月」と呼ばれるドイツの5月。そして一年で一番昼が長くなる夏至のある6月にかけて、ドイツでは本格的に夏が始まります。フェノロジカル・カレンダー4つめの季節「初夏」です。
ドイツのフェノロジカル・カレンダー「春爛漫」
4月はその天気の移り変わりが激しいことから、ドイツ語では「アプリルヴェッター(Aprilwetter)4月の天気」といいます。 暖かく晴れたかと思うと雷雨に襲われたり、みぞれや雪、果ては雹まで降ったりする気象現象を、半ばあきらめ気分で受け入れる言葉です。ドイツのフェノロジカル・カレンダーでは、この4月が終わるころ、「春爛漫」という3つ目の春の季節が始まります。