ドイツでもバッチリオーダーしよう!絶対はずしたくないアジア飯の定番! 

タイやベトナム、中国、韓国など、様々なアジア系レストランを有するドイツ。その数なんと10000店以上!意外にも気軽にアジア飯を食べることができるのです。しかし、おなじみ定番料理を頼みたいけど、ドイツのメニューだと表記が異なり探しにくい…。NIPPONip本誌70号では、そんなお悩みに応えて、アジア4カ国の人気主食の表記をお伝えしましたが、ブログでは、各国の前菜を加えて再編集!これで食べ逃しなし!?

【前菜】

中国

小籠包 : 小籠包(シャオロァンバオ)/Xiaolongbao

点心(Dim Sum)の中でも人気の高い小籠包。肉汁をたっぷり含んだあんが薄い皮に包まれ、熱々を頬張れば、幸せの一言。baoは”包む”を意味しており、肉まん(Bao Zi)、カスタードマン(Liu sha Bao)など、包む系の料理名に使われています。

韓国

マンドゥ : 만두(マンドゥ)/Mandu

韓国式の餃子で、蒸したものが一般的。水餃子の場合は、Mulmandu、焼き餃子はGunmanduと呼ばれます。包み方も様々あるように、定番の肉餃子はGogimandu、キムチ入りはKimchimanduなど、中身もいろいろ。また、マンドゥの入ったスープや鍋も!

タイ

サテ : สะเต๊ะ(サテ)/Sate

イスラム諸国からインドネシアに伝わったのが発祥とされるサテは、スパイスで漬け込んだ串焼き。タイで一般的なのは、豚肉を使ったムーサテですが、ほかに、ガイサテ(鶏肉)、ヌアサテ(牛肉)もあります。ピーナッツの甘めソースにつけていただきます。

ベトナム

生春巻き : Gỏi cuốn(ゴイクン)/Goi Cuon

野菜やBun(米麺)などたっぷりの具材をライスペーパーで巻いた、生春巻き。ドイツでは
Sommerrollenという名でも親しまれています。Goi=和える、Cuon=巻くを意味しており、その後に、Ga=鶏肉、Vit=鴨肉などメインの具材が表されます。ちなみに揚げ春巻き(Cha Gio)は、Frühlingsrolle!

【麺類】

中国

担々麺 : 担担麺(タン タン ミエン)/Tan Tan Mien

辛味ひき肉を乗せたパンチのある担々麺は、中国・四川省が発祥。専門店では、ドイツには珍しく激辛が味わえることも。Mien=麺。汁なしそばはLo Mien、焼きそばはChao Mienなどと表記されるので、中華のお店で、麺料理が食べたい人は覚えておくと便利。

韓国

チャプチェ : 잡채(チャプチェ)/Japchae

春雨とカラフルな野菜や細切り肉などの具材を、甘じょっぱく炒めた韓国の家庭料理。jap(チャプ)は混ぜる、chae(チェ)は野菜や、広い意味でおかずを意味します。一般的には、本場の韓国同様、サツマイモの春雨が使われています。

タイ

パッタイ : ผัดไทย(パッタイ)/Phad Thai、Pad Thai

Phad(パッ)=炒める、 Thai(タイ)=タイランドと、料理名に自国名が入っている通り、タイを代表する伝統料理。平打ちの米麺にシャキシャキ野菜をたっぷり加えたタイ風焼きそばは甘酸っぱい味わい、ナッツの食感が魅力です。

ベトナム

ブンチャー : Bún chả(ブンチャー)/Bun Cha

ベトナム代表の麺料理といえばPho(フォー)ですが、甘酸っぱいヌックマムベースのスープにBun(細い米麺)をつけて味わうBun Chaも有名。揚げ春巻き、焼いた肉団子、豚バラ肉、生野菜、ハーブといった、たっぷりの具材といただきます。

【お好み焼き系】

中国

葱油餅 : 葱油饼(ツォンヨウピン)/Scallion pancakes

中国・上海で生まれ、台湾やシンガポールなど他国にも広がった葱油餅。生地のベースは小麦粉ともち粉。練った生地に油を塗り、ネギを巻き込んで焼いたら完成。もっちりした食感のおやきで、ネギの甘みを存分に楽しめます。

韓国

チヂミ : 전(ジョン)/Jeon、Jeong

小麦粉ベースの生地にさまざまな野菜を合わせて焼いたのがチヂミ。ピリ辛なしょうゆダレにつけて味わいます。キムチチヂミ(Kimchi Jeon)や海鮮チヂミ(Haemul Jeon)、ネギチヂミ(Pajeon)など、数種類ラインナップされていることも。

タイ

ホイトート : หอยทอด(ホイトート)/Hoy Tod

小麦粉を溶いた生地に、貝(=ホイ)や炒めたモヤシなどをミックス。多めの油で揚げる(=トート)ように、カリっと焼いたタイ風のお好み焼き。あまりメニューに掲げている店がないので、見つけたらぜひオーダーしてみて!

ベトナム

バインセオ : ɓǎjŋ̟ sɛ̂w(バインセオ)/Banh Xeo

たっぷりのモヤシ、豚肉やエビなどを米粉入りの薄い生地で包んだ、ベトナム風のお好み焼き。黄色い生地には卵…ではなくターメリックが使われています。ハーブと一緒に、付け合わせの葉っぱでくるんで、ヌクチャムと言われる甘酢ダレにつけて召し上がれ。

ドイツでアジア飯を食べに行きたくなった時は!

アジア飯が食べたくなってきたーという方にちょっとおすすめレストランをご紹介します。 現在おすすめレストランはミュンヘンとフランクフルト地域。その他の地域の方でここがおすすめ!という情報があれば、編集部までお知らせください。

*メニューは季節や店主の気持ち次第で変更されることもよくあります。どうしてもXXが食べたい!という気分の際には、レストラン予約の際に必ず今もメニューにあるかどうかの確認必須です。当ブログでは確認なしで行ってみたらメニューに希望のアジア飯が無くても責任はお取りできません。 もしも万が一無かったら・・・新しい美味しいアジア飯を探してみてくださいね。

中華系

ミュンヘン Kam Lung 日本人の好きな味コースあり
フランクフルト Dim Sum House 点心!
フランクフルト Das Nudel Ding 坦々麺!

ベトナム系

ミュンヘン Nam giao 31 ブンチャー!
フランクフルト Goc Pho ベトナム系屋台飯!

韓国系

ミュンヘン Gigo BBQ チャプチェ!韓国式焼肉!
フランクフルト Restaurant GangNaRu チャプチェ、チヂミ、マンドゥ!

タイ系

ミュンヘン Rabiang Thai Restaurant パッタイ!サテ!
フランクフルト Phuket Thai Imbiss パッタイ!

 




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