ドイツの本格的な春は黄色で始まります。3月末頃から4月末にかけて街角を彩るレンギョウの鮮やかな黄色の花は、春の訪れの喜びを告げてくれます。1年を10の季節に分けるフェノロジカル・カレンダーで、「冬」「春先」に続いて「初春」と呼ばれる季節についてご案内します。
季節の行事
ドイツのフェノロジカルカレンダー「春先」
1年が春夏秋冬の4つではなく、さらに細かく10の季節に分けられるフェノロジカル・カレンダー。前年の11月から約4か月続いた「冬」のあと、2月下旬から3月上旬にかけて、「春先」が始まります。季節学(フェノロジー)という学問に基づいた自然派のカレンダーによる、季節の見分け方をご紹介します。
バレンタインデーに愛を呼びかけるドイツ語の愛称
今年もバレンタインデーは、世界の多くの地域で2月14日に祝われます。ドイツでもこの日、恋人たちは贈り物を用意し、ロマンチックな言葉をささやきあいます。この時にお互いを呼びかける言葉が、『Schatzi』『Hasi』『Bärchen』などの愛称ですが、ほかにはどんな愛称があるのか、愛を確認する日にちなんで調べてみました。