12月には子供たちの大好きなニコラウスの日が6日にありますが、その2日前の12月4日は幸せと希望を呼ぶ日、バルバラの日です。 バルバラの日の謂れや風習を調べてみました。

Wikipedia/Calendar of saints[↗]/ ©️Gutun Owain 1488 〜 1498 :Refelence: NLW MS 3026C National Library of Wales
この習慣は、キリスト教の聖人暦(独語: Heiligenkalender ハイリゲンカレンダー)に端を発しています。1年365日、毎日一人は必ず聖人の名前が載っていて、その人の記念日とされているのです。
現在でも、銀行のおまけでもらうカレンダーなどには、毎日の聖人の名前が記されたものがあります。 興味のある方はカレンダーがダウンロード可能なリンクもあるので、ぜひ見てみてください。
知り合いのドイツ人の方のお名前がみつかるかもしれません。

シュパーカッセの聖人カレンダー©️https://www.sparkasse-allgaeu.de/de/home/service/kalender.html

“Bobritzscher Meister[↗]” 1521年ごろ:左の絵が聖バルバラの処刑。 右の絵は、アンティオキアの聖母マーガレット ©️Photograph by Jörg Blobelt[↗] /12 September 2011
バルバラ(Barbara)は別名、「ニコメディアのバルバラ(Barbara von Nikomedien バルバラ・フォン・二コメディエン)」とも呼ばれ、3世紀にキリスト教を信じ、殉教した女性です。
伝統によれば、バルバラはニコメディアの裕福な商人の娘として、3世紀に現在のトルコに住んでいました。彼女は結婚する代わりに、自分の人生をキリストに捧げたいと思っていました。
しかしキリスト教を信じないバルバラの父親は、彼女のキリスト教への信仰を承認しませんでした。
実の父親の時に残酷な仕打ちにもかかわらず、バルバラは彼女のクリスチャン信仰を貫き通しました。 最終的には彼女の父親は彼女を法廷に連れて行き、自らの手で彼女を断頭した悲劇の聖女です。
さて、このバルバラの日にちなんだしきたりには、どのようなものがあるのでしょうか?
その由来は、バルバラが父に連れられて法廷に行く途中に、彼女のローブが木の枝に引っかかってしまいました。
そこで、バルバラはその折れた小枝を水の入った瓶に入れておき、20日後のクリスマスイブの日に花が咲き、彼女を幸せと希望で満たしたということです。 (残念ながら、その同じ日にバルバラは殉教しましたが)
この習慣はドイツの多くの地域で広まっています。 その地域や習慣に応じて、桜のほか、リンゴ、白樺、ヘーゼルナッツ、セイヨウトチノキ(ロスカスターニエン)、プラム、ニワトコ、サンザシ、レンギョウなどの枝が使用されます。
あなたも、この幸せと喜びを運ぶドイツのしきたりを一緒にやってみませんか? 手順は簡単です。

Božićna pšenica ©️ Roberta F.[↗]
冬に穀物が発芽するかどうかを見るというこの風習は、キリストの「身体」としてのパンの重要さを象徴します。 さらに、種子が発芽するかどうかということで、翌年の収穫量を占う「占い」としても行われていたようです。
地域によっては、12月4日ではなく、12月13日の聖ルチアの日 Luciatag に行われ、その場合は「ルチアの小麦」と呼ばれます。
また クリスマスの小麦 Weihnachtsweizen と呼ばれ、カトリック教徒の間でのクリスマスデコレーションとしても知られています。
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