ミュンヘン市内の銀座通りと呼ばれるMaximillian strにあった有名店「日本食レストラン TOSHI」。 2022年3月からの移転のための休業期間を経て、2022年10月に「JAPATAPA TOSHIBAR」として新たにミュンヘンの人気エリアのひとつ、Schwabingの心臓部にあたるMünchner Freiheitで移転オープンしました。
JAPATAPA TOSHIBAR
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ミュンヘン中だけでなく、ドイツの日本食ファンが待ち望んだレストランが装い新たに移転オープンしました。 場所はミュンヘン市内でも人気エリアのひとつであるシュヴァービングの中心地、駅から歩いて3分ほどにあります。
店内は前レストランに比べると、こじんまりとしていますが、以前よりもアットホームな雰囲気を感じます。 店長の小畠さんの言葉を借りると「小さいからこそもっと色々なことを試すことが出来る」とのこと。 楽しみですね。
店主・小畠さんは、農林水産省より2019年度「日本食普及の親善大使」に任命されています。 ベテランの職人、そして日本食へのこだわりのシェフが作り出す新しいお店を訪ねてみました。
一品とコースメニュー
2022年11月初旬現在のメニューと価格です。突然内容や価格が変わることもあるので、当該店のHPで確認するか、お店でメニューを確かめてください。
何を食べても、新鮮で質の良い食材と高級食材が合わさるハーモニーを味わえますが、どちらかというと色々なものを自由に試してみたい人にはアラカルトがおすすめです。
1品、2品頼んで、グラスを数杯のちょっと立ち寄りも可能。 しっかり食べて帰りたい人は、アラカルトからお得に7品選べる「JAPATAPA IPPIN」、小腹が空いていたら、追加でお寿司で完璧かもしれません。
がっつり寿司なら、「SUSHI TOSHIBAR」
9種類のコースメニューの中に寿司が多めに入っています。 握り寿司が8種類と巻き物なので、かなりボリュームたっぷりです。
そして一番おすすめのメニューが「JAPATAPA KAISEKI」
10種類のコースメニューでご飯類はお寿司2種のみですが、実際に食べてみるとお腹が一杯になるので、調子にのってアレもコレもと頼んでしまうと苦しい思いをするかもしれません。
飲み物は?
日本らしいラムネやお茶、ノンアルコールからアルコール類まで揃っています。また夜の街としても人気のあるシュバービングに相応しいワインリストに日本酒や焼酎のラインナップは実際にお店に行って確かめてみてください。日本各地の名酒の数々、厳選された「日本の酒たち」が勢揃いです。
アレルギー対応など
実は私は、甲殻類アレルギーがあります。 食べても翌日痒くなったり、肌が赤くなる程度の命に別状はない程度なので、たまに欲に負けて食べることもあります・・・という位のアレルギーレベルです。
10種類コースにはカニとエビの甲殻類が2種類あったので、別のメニューに変えるか、いっそメニューから抜いてしまってもらうか・・・と尋ねてみたところ、どれ位深刻なアレルギーがあるのか? 海老天を揚げた後にエビ自体が入っていないものを揚げても、やっぱりエキスが油に回っているのでそれは大丈夫か?など。 どこまでお店側が対応できて、私のアレルギーがどれくらい深刻かをきちんと聞いて、最適案を出してもらえました。
コースはしっかりと計算されて美味しい順番に出されて、食べられるようにシェフが考え抜いてくれています。 またお店としても、採算がちゃんと取れる形にも考えられているので、別のメニューにすると手順も狂うし単価も割高になってもおかしくありません。
本来なら変更はしない方が良いのですが、もしアレルギーがある人は、まずは尋ねてみてくださいね。
ただし、自分のアレルギー度合いがひどくて、お店が対応ができないようなら諦める(それだけ食べられない)こともある、自分の都合で何かを変えることで料金が変動したり、そのままであったりすることもあるので、その点はご留意ください。
JAPATAPA TOSHIBAR | |
住所 | JAPATAPA TOSHIBAR Marschallstr. 2, 80802 München |
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TEL | 089 – 2554 6942 |
開店時間 | 月曜 休日 火〜日 17:00〜22:00 |
最寄駅 | U3,U6 Münchner Freiheit BUS 53 /54/ 59 |
備考 | メニューや価格についてはHPと店舗にてご確認ください 席数に限りがあるので予約をおすすめします |
次のページには移転前のレストランの様子も残しています。