ドイツの暑い夏を乗り切る、ひんやり冷たい涼感グッズ!

年々暑くなるドイツの夏。 それもそのはず、この10年で夏の平均気温はどんどんあがり、暑さを感じる日が増え続けています。 自宅・オフィス・アウトドアからスポーツ中まで使える涼感グッズをご紹介します。

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ドイツの夏の平均気温は年々上昇傾向

過ごしやすい夏、昼は暑くてもシャッターを下ろして窓を閉めれば部屋はひんやり、夜は気温も落ち着いて就寝しやすいドイツの夏は、この10年ほどで変わりつつあります。 最高気温はこの数年で何度も更新され、これまでは気温が30度を超える夏の日も平均して4日ほどだったのが、この10年では全く違った状況になっています。

公共交通機関では、窓が開けられない新幹線 ICEで暑さのため死亡者が出たことにより、空調設備の導入が余儀なくされました。 ショップやレストランでも空調設備の設置が常設化されていますね。

そんな暑いドイツの夏ですが、出来ればエアコンや扇風機など空調設備に頼らない方向で乗り切れるよう、涼を感じられるひんやりグッズを集めてみました。

自宅でも、通勤通学途中でも、オフィス使用からアウトドア活動、スポーツ中まで使い勝手の良さそうな夏の便利なグッズをいくつか紹介します。

必要なのは水だけ ひんやり冷たいクールタオル Fit Flip

画像©️Fit-Flip

接触冷感タオルが日本で大流行ですが、ドイツでもじわじわとブームが花開きつつあります。

接触冷感タオルは触っただけで冷たく感じるタオル(布・テキスタイル)ですが、「水で濡らすと冷たくなるタオル」いわゆるクールタオルとか、冷感タオルとか冷却タオルなんて呼ばれているタオルも流行中です。タオルといっても、非常に薄いメッシュのような軽い生地です。 ただ、意外としっかり感もあります。

基本的な使い方は、(画像も参照)

  1. 水に濡らす (霧吹きがあったら、それで湿らす程度でも良い位です)
  2. しっかり絞る(水分が少ない方が冷たさを感じます)
  3. 数回大きく振る(振った時に水分が多く含まれていると、最初は水滴が飛び散るのでご注意を!)

ドイツでは Kühltuch として、近年多くのメーカーから販売されていますが、数ある中でも一番オススメしたいメーカーはFit – Flip。 お勧めするポイントは

  • 5年保証
  • 特別な繊維OEKO-TEX®️ 繊維を利用
  • 配送が早くて丁寧

OEKO0TEX Standard 100は化学物質や有害物質を含まない特別な繊維製品にしかつけられない認証マークです。 見た目は同じで、使用しているテキスタイルの種類によって、触り心地、安全性、持ちの良さと品質が全然違ってきます。

実際の使用感

専用ポーチがついているのと、5年保証あり。 裏のタグがループになっているので、かけておく事も出来て使いやすい

首元に巻く場合、濡れるまではいかずに湿る程度です。 ずっと風を感じるであろうランニングやサイクリングなどなら、水分が残っている間は冷たさが持続します。 軽い運動中は途中でぬるさを感じた時に、数回振ればまた冷たくなります。

ただし、実際に自転車に乗って着用したところ、風の揺れは必要だが落としてしまいそうな心配もあるので、輪の状態になるように下部分をゴムやクリップなどで止める、ふんわりと結んでしまった方が安心感が出ます。 裾を首からシャツの中に入れてしまっても良いですが・・・。

便利だなと思った点は、とにかく持ち運びがしやすいことと保証期間が長い=結構頑丈な点。 首に巻いている間に汗をかいたら、そのまま汗もふけるので二重に手間がかからない点。 つけている間も服が湿気る感じはあっても、濡れないところもポイントが高かったです。

個人的には最初(運動前)は冷たすぎてつけたくない(笑)位に冷たさを感じます。 運動中は温さも感じるけれど、数回振るとすぐに冷たさが戻るのが良いところ。

ただし、水分量が減ってくると冷たさが半減するので、キンキンに冷えた感が欲しいなら、1時間位で湿りを追加した方が良いかもしれません。

保冷剤で体の一部を冷やすグッズ・シリーズ

使い勝手最高! Waschlappen / Kühlpad, Kühlakkus

日本だとケーキや冷製食材を買うともらえる、小さな保冷パック。 ドイツではあまりもらうということはなく、購入するものかと思います。 柔らかい保冷パックもありますが、外側がプラスチック製の硬い保冷剤が多い印象がありますが、いかがでしょうか?

ちなみに柔らかいジェル状の保冷パックはKühlpadと呼ばれることが多く、硬めの四角いプラスチックに入ったものはKühlakkusと呼ばれることが多いです。

この保冷剤をタオルで包んでひんやり感を楽しむのも良いですが、ドイツには保冷剤をもっと上手に安全に?包めるものが日常的に販売されています。 タオルでできた四角い袋状のタオル Waschlappen (ヴァッシュラッペン)です。

この四角いタオル袋は、お風呂で体を洗うタオルとして使われていますが、保冷剤を入れるのにちょうど良いサイズで、しかも程よい厚さのタオルでとても使いやすい仕様になります。

もっと贅沢をいえば、上部を少し留めてくれるマジックテープでもつければ保冷剤入れ専用にもなりますが、そもそもの目的にはそぐわないので自分でつけるしかありません。

ちなみに今年のヴァッシュラッペンのベスト・バイ調査結果(Vergleich.org)によるとZOLLNER の10枚セットが一位を獲得しています。 一枚1.3ユーロ程度*で、自然に優しい素材の木綿で出来た使いやすい定番サイズの21 x 16 cm。 一位の決め手は95度の高温での洗濯も耐える丈夫さです。 (*現時点での価格)

個人的には体をこのタオルで洗うことはないのですが、数年前から保冷剤を入れる目的専用で購入しています。 無地だけでなく柄ものや、ブランドもの、Steifなどお子様ブランドからも販売されているので、選択の幅も大きくあります。

高熱の時にも、日射病になりかけた時にも便利!頭部を冷やす ICEHOF Kühlmütze

近年は保冷剤を体の各所に巻きやすくするような付属品や専用保冷パックも、続々と販売されています。

高熱を出した時は氷嚢や氷枕を使うことが多いですが、後頭部もおでこも熱い・・・頭全てを冷やしたい時に便利なひんやり帽子 Kühlmütze がICEHOFから販売されています。就寝時や横たわっても使えて、頭からずれることがありません。

画像©️ Mediplus

比較的柔らかめの保冷剤が頭部を囲うように帽子の中に内臓されているので、しっかりと頭部を保冷剤が包む仕様になっています。 髪が長めの人は、頭頂部のホールから髪を出しておくことも可能。 これは良いアイデアだなと感心。

非常に良いアイデアと頭皮に触れる部分の生地がとてもスムースで心地よいのですが、惜しむらくは洗濯がし辛いことです。 中身を取り出して洗濯機で一気に洗えると良いのですが、保冷剤が取り出せないので、手洗いする必要があります。

この点だけが改良されれば、最高の逸品になるんじゃないかと思います。

ちなみに頭が寒い時には、ほのかにレンジでチンさせて、温めて使うことも可能なので、春夏秋冬いろいろと使えて便利です。

疲れた足元もしっかりカバー ICEHOF Kühlsocken

足は冷やしてはいけない、頭寒足熱という言葉もありますが、よく歩いたりスポーツをした後は足が腫れぼったくなったり、熱をもってしまうことがあります。
足裏が熱をもつ場合に考えられる理由はいくつかありますが、夏はとくに以下の理由が原因と考えられます。

  • 気温の変化に体がついていかない
  • 疲労や自律神経の乱れ
  • 血行不良

そんな時には、しっかりと温めた後に、冷やすとより高い効果が見られると言います。

画像©️ Mediplus

前述の保冷剤入り帽子と同じメーカーから販売され、肌触りがとてつもなく気持ちが良い靴下 ICEHOF Kühlsocken がおすすめです。 正直そのまま履いているだけで、幸せな気分になれるルームソックスとしても活躍しそうですが・・・

保冷パットを入れることができるのは、足裏、足の爪先または、かかと&足首裏周辺、の3カ所です。(付属の保冷パットは足裏用と爪先またはかかと用の2種類)

こちらのソックスは保冷剤を取り出して冷やしたり、温めることができるので、衛生的です。

冷やして使う場合は、スポーツで足が熱をもっている場合に少し冷やしたり、入浴後に5分程度冷やすことをおすすめします。 入浴で暖まった後に、少し冷やすことでその後の血の巡りが良いような、気持ちよく眠りにつけるような印象があります。

個人的には冬場に冷えた足先をほかほかと包み込む暖かさが非常に気持ちが良かったので、どちらかというと、寒い時にこそ本領発揮の商品としておすすめします。 夏はおまけで冷やしたり、少しクーラーで体が冷えた時に温める方が気持ち良いかもしれません。

少しずつ浸透しつつある冷却スプレー

この他にも、まだまだ数は少なく流通も広くありませんが、Cooling Ice SprayやKühlspray、Kälte Spray などの名称で、日本ではすでに定番の冷却スプレーも増えつつあります。

まだまだフレッシュ感を感じるためのミストだけだったり、ミント系、ハッカ系オイルで清涼感をだしているだけのものが多いですが、きっと近々日本で販売されているような強力な涼感・冷却スプレーも販売されそうな様子です。

夏の暑さが定番化してきた欧州に、日本の涼感グッズが流行る日も近いような気がしつつ、本音は元の過ごしやすい欧州の夏が戻る日を夢見ています。 みなさま、熱中症・日射病にはくれぐれも気をつけて夏をお過ごしください。




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