健康に良い、食用可能なドイツの春の野草 3選

ドイツではサマータイムが始まりました。外へ出れば、小鳥のさえずりが聞こえ、黄色のレンギョウの花や、紫のスミレの花が春の訪れを告げてくれます。新鮮な空気に触れ、自然と触れ合う季節の始まりですね。
自己免疫力を高めるためにも、おひさまの光を浴びて、戸外で身体を動かすのはとてもよいと言われています。森のお散歩の途中などに見かける野の花について調べてみました。

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食べられるドイツの春の野草 3選

わざわざ電車に乗ってアルプスの山まで遠出をしなくても、近所で少し足を伸ばせばちょっとした森や林などがあることも珍しくないドイツ。 穏やかな朝日の中をお散歩すれば身体にいいだけでなく、木漏れ日が地面に落ちているのを見たりすると、心も落ち着きますね。

森林の牧草地に生えている野草にも、健康上の利点があるそうです。 たくさんある野草のなかから、健康に効果があり比較的見つけやすい3つをピックアップしてご案内します。

Gundermann - カキドオシ(グレコマ)

日本にも自生するシソ科の多年草、カキドオシまたは別名グレコマは、ドイツ語ではGundermannまたはGundelrebe(グンデルマン、グンデルレーベ)と呼ばれ、薄い青または紫がかった花が可憐な野草です。

ヨーロッパでも、草原や林などに一般的に自生する植物で、かつてはハーブとして広く利用されていました。

ドイツでは、12世紀のドイツ薬草学の祖とされる神学者、説教者のヒルデガルト・フォン・ビンゲンによって書かれた著書『自然学(Physica)』にも、«gunde reben»として、カキドオシの解毒作用が記されています。

また他にも、ホップが栽培される以前は、カキドオシの苦味成分でビールの保存力を高めたそうです。

現在でも茎や葉を乾燥させたものは、ハーブティとして利用でき、利尿作用があるそうです。 若葉は食用もでき、あくを抜いて、和え物やおひたしにして利用するといいそうです。

Schafgarbe – ヤロウ(ノコギリソウ)

英語ではヤロウ(Yallow)、ドイツ語ではシャフガルベ(Schafgarbe)、別名「ヴィーナスの眉毛(Augenbraue der Venus)」としても知られるノコギリソウは、本当に用途が広く、ドイツでは万能薬として君臨するカモミールに匹敵するほどです。

ノコギリソウは、特に消化を促進し、利尿、鼓腸防止および鎮痙効果があると言われています。

ハーブティとして利用する他、春先のまだ若い繊細な葉っぱは、グリーン・スムージーやペストソースに加えるのに向いています。

Löwenzahn – タンポポ

鮮やかな黄色の花を咲かせるタンポポはドイツでも人気者。新陳代謝全体に良い影響を与えるとされています。 葉に含まれる苦味成分が胆汁の流れを刺激し、脂肪の消化を促進してくれます。

手軽な利用法としては、春のデトックスとして、薬局で販売されているタンポポ茶を、 1日2〜3杯、2週間飲み続けるといいそうです。

ドイツで戦時中にコーヒーの代用として愛飲されたタンポポコーヒーも有名ですが、こちらはドイツではなくアメリカで考案された飲物です。 タンポポ茶と同じくカフェインを含まず、解毒、利尿の効果があり、妊婦や授乳中の方でも飲めます。

また、若い繊細な葉を摘み取ってタンポポサラダというのも、春の気分が満喫できていいですね。このとき、一部をフライパンで少量の油と塩でローストして、生葉のサラダに追加すると風味がさらにアップしますよ。

 




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