ドイツでは定番?気になる健康ドリンク7選 アレンジ編

本誌(NIPPONip vol.67)で紹介した、どんな味?なドイツの健康ドリンクたち。さっぱり飲みやすいラバーバージュースはキリッと冷やして、マイルドなおいしさのRotbäckchenは一気に飲み干し…と、どれも記事作成の際にわりとすぐなくなったのだけど、一部はそのまま飲むより、料理に使いたいかも!と思い立ち、それぞれアレンジしてみました。

ドイツの健康ドリンクたち 7選

本誌で紹介したドリンクたちはこちらの7種類。栄養たっぷりな健康ジュースたちは、美味しいモノもあれば良薬口に苦しなモノもあり。

その中から3種類のドリンクをそれぞれアレンジしました。

*また飲みたい度は編集者の独断と偏見による感想です。ご自身で味わってみた感想と比べてお楽しみください。

Rhabarber Nektar

また飲みたい度 ★★★★☆
ラバーバージュース 60%。
人参ジュースとサトウキビ糖を合わせたジュース。
酸味は控えめで、フルーツジュースのような味わいで飲みやすい
また飲みたい度 ★★★★★
ラバーバージュース 100%。
ラバーバーを心の底から愛するあなたに。
添加物 無しの健康志向向け。

Kanne Bio Brottrunk (Pauer Essenz)

また飲みたい度 ★★☆☆☆
小麦、ライ麦、オーツ麦、天然酵母、湧水と岩塩を原料とする発酵飲料。
パンの飲み物(飲むパン)として、ヴィーガンや健康マニアなドイツ人から人気。
水やジュースと混ぜて飲む。
また使いたい度 ★★☆☆☆
飲むのは辛い・・・でも試してみたい。
そんなあなたに、パウダーなので、パンにしても良し。
シリアルに混ぜてもOKの万能感あり。

Karamalz

また飲みたい度 ★★★★★
ブドウ糖やミネラル、5種のビタミンなどを含んだモルト(麦芽)飲料。
アルコールフリーでお子様も飲める。
また飲みたい度 ★★★★★
基本は同じだが、ビタミンたっぷり感あり。
大人と同じビール飲んでる感は少なめ。

Rotbäckchen Immunstark

また飲みたい度 ★★★★★
1952年の発売以来、ロングセラー。目的別にさまざまな種類あり。
Immunstarkは、免疫力を強くする働きが。
赤ブドウやリンゴ、アセロラなどが入っており、マイルドな甘さでおいしい。
また飲みたい度 ★★★★★
種類がありすぎて、何がいいのかわからない。
そんな時に嬉しい7種類お試しパック。
毎日一本飲んでみて。

Rote Bete Saft +アレンジ

また飲みたい度 ★★☆☆☆
”食べる輸血”と言われるほど栄養価の高い赤ビーツ。
乳酸発酵させたジュースは、味も香りも色も赤ビーツそのまんま!
また使いたい度 ★★★★★
Rote Beete Pulver(粉)。
さらに汎用性が増すかも

→ラタトゥイユ

パプリカやナス、ズッキーニなどをオリーブオイルで炒めて、いつもならカットトマトを入れて煮込むのだけど、今回はそこへRote Bete Saftを投入(コップ1杯分飲んで、残りを全部!)。

材料の半分も浸ってないくらいだから、いつもの調子でできるかな?と思いきや、煮込んでいるうちに野菜からも汁が出て、結構ひたひたになってしまった。慌てて最後強火にして水分をある程度飛ばしてなんとか完成。

色味がかなりローテベーテ色になってしまったが、甘めのラタトゥイユで、これはこれで美味しい!ただ、トマトの酸味がまったく感じられないので、Rote Bete Saftを半分以下にとどめた方が良かったかも。

→パスタ

余ったラタトゥイユ半量をトマトペーストやベーコンと炒めてパスタに。

→グラタン

もう半量のラタトゥイユは、ホワイトソースと絡めたペンネにかけてチーズを載せてグラタンに。こんなにいろんな料理で楽しめるとは目からウロコでした。

Wurzelsaft +アレンジ

また飲みたい度 ☆☆☆☆☆(0.5★)
植物の根(Wurzel)を冠するジュース。
(赤ビーツ、ニンジン、リンゴ、パースニップ、パセリ根のピューレ)
ドイツ人にもウケが悪かったのか、ただいま販売中止に。

これはもうそのまま飲むのは不可能と思ったのがWurzelsaft…。

→カレー

野菜ジュースが好きな人ならきっと大丈夫なのだけど、そうでないとちょっと厳しい。0.75Lもあるし(記事作成時おちょこ1杯分しか飲めなかった)、大量消費しておきたいという願望から、カレーを煮込む際、すべて投入して調理!

ブラックカレーのルゥを使ったので、色味は特に違和感なし。お味はといえば、Wurzelsaftに含まれる野菜や果物のおかげで、味に深みが出ていて、いつものカレーよりまろやか。普段コクを出すために、ケチャップやソース、すりおろしニンニクなどを足したりするけれど、それなしでもコクがアップしている!

ん?でも後味にローテベーテを感じる(苦笑)。今回ほぼ全量を入れてしまったけど、こちらも半分くらいが適量のよう。

ほかにも、ボルシチ、ハヤシライス、グーラッシュスープ、ミートボールソース、チキンのトマトソース煮込みなど、色のついた煮込み料理にもれなく活用できそう!

Sauerkrautsaft +アレンジ

また飲みたい度 ★★★☆☆
ドイツでお肉やソーセージに添えられるものの代表格、ザワークラウト(キャベツの漬物)。
そのジュースはといえば、ザワークラウトの汁をそのまま飲んでる感じ。
また食べたい度 ★★★★★
そのまま食べるのが一番美味しい。
たまに醤油と胡麻油を加えても◎

ザワークラウト好きならそのままいけるけど、あえて料理のためにお取り置き。

  • →余り野菜のマリネ

  • →野菜炒め

  • →酢豚

  • →チャーハン

  • →ポテトサラダ

Rote Bete Saft、Wurzelsaftのように一気に使うのではなく、野菜炒めに、酢豚に、ポテトサラダに…とさまざまな料理の仕上げとして、ちょい足しで活用。

  • →お味噌汁

  • →野菜スープ

こってり料理はさっぱりいただけるし、食べてる間にかければ味変にもなるしでオールマイティーに使える!ほぼお酢の代わりに入れていたのですが、お味噌汁と相性がいいのは意外でした。

しかし唯一、ジョギング後の塩分補給にしたいが、そのままゴクゴクは飲めないかと思い、お水で薄めたら大失敗。ぼんやりした味でまずい!!!Sauerkrautsaftをおちょこ1杯分、それからグラス1杯分のお水を飲むというように、分けて飲むのが正解でした。


偉そうにアレンジと書きましたが、じつは代用に使っただけ。料理好きな人はもっといろんな料理に昇華できるので、試して、そのアイディアをぜひ編集部へお寄せくださいね!




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