ドイツでも日本人スタッフが常時応対 ライニガー歯科

異国の地ではつい二の足を踏んでしまうけれど、どうしても避けて通れない歯医者さん。 予約はもちろん、歯のクリーニングから歯列矯正まで、虫歯の苦しみも気負わず伝えられる日本人スタッフ(衛生士、ドクターのアシスタント)が対応してくれる歯医者を探している人も多いのではないでしょうか?

8020運動 (はち まる に まる うんどう)

人間は自分の歯が20本以上残っていたら満足な食生活が老後もおくれる事から、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動 をご存知でしょうか? この運動は、平成元年(1989年)から厚生省(現在は厚生労働省)と日本歯科医師会が推進しています。

昭和32年から始まり、6年ごと、平成23年(2011年)からは5年毎の調査周期で調査をしています。 調査の結果、日本人の80歳以上の約半数は目標を達成しています。

参考:厚生労働省のHP 平成28年歯科疾患実態調査

健康的で満足な食生活のために、ドイツでも歯の健康、口腔内の健康を保つことが大事です。

ドイツと日本の歯科治療の違い

©︎清潔な診療室 https://zahnarztpraxis-muenchen-schwabing.de/japanisch/

ドイツの歯医者のイメージと言えば、すぐに全身麻酔になる、痛い(乱暴)、すぐに抜かれる、高い、とマイナスのイメージが強く、出来ればドイツで歯の治療はしたくないと思っている人が多いのではないでしょうか?

そんなドイツの歯医者の「嘘、ほんと」を聞いてみました。

必ず全身麻酔になる?

なりません。 ただし、歯の治療が怖い人、痛みに弱い人への麻酔の量は日本よりも多いことは事実です。

ちなみに、最近の麻酔は歯ぐきに注射ではなくて、シート式の麻酔! シートを歯ぐきに塗るだけで、しっかり麻酔が効きます。

痛い?

麻酔の例でもわかるように、ドイツの歯医者さんは麻酔を使うこと=痛みを最小限に抑えることには抵抗がありません。 また、痛かった=もう行かない=どんどん酷くなってさらに痛い というループを改善すべく、できるだけ痛みを抑える努力をしています。

ドイツでは歯医者さんにきている小さい子どもの泣き叫ぶ声を、あまり聞いたことがないと思いませんか? もちろん小児用歯科医と分けられている事も多いから、と理由もありますが・・・。 実際、小児歯医者さんでも、歯医者通いを「痛いから」と嫌がるこどもはあまりいないそうです。

ドイツ人の大人も歯医者を嫌がる人はあまりいないのは、トラウマが少ない・・・痛い思いをしていないことの証拠ではないでしょうか?

©︎落ち着いたカラーリング https://zahnarztpraxis-muenchen-schwabing.de/japanisch/

抜かれる?

無駄な歯は抜きましょう。 親知らず、それどころか、その手前の歯まで、そんなに要らないわよーと抜かれてしまうことがあります。 ただし、それは最後の手段であり、ほかの歯に影響があるなら、、、という時だけです。

高い?

治療費は日本よりもかなり割高になる、というイメージがあります。 ただし、歯の健康を守るためのお得なシステムがあります。 Das Bonusheftと呼ばれるボーナスポイント冊子でポイントを集めていくシステムは、特に有名な制度の一つです。 毎年(12歳〜17歳は半年に1回)歯医者での虫歯チェックを行なっている場合はボーナスポイントが付き、診療費に割引が発生します。 ちなみに、保険によっては追加オプションを加える事で歯のクリーニングが年に1〜2回無料で行われたりするものもあります。

定期的な検診、早期発見ができる様にすると、治療費がどんどん割引される(最大50-65%)。 その結果、虫歯人口も少なくなり、歯の健康が守られるという合理的なシステム。 長年ドイツで公的保険で歯医者に通っている人にはお得、サボると自己責任でしっかり払ってね、というドイツらしい考え方が見える様な気がします・・・。

Zahnarztpraxis Reiniger ライニガー歯科

©︎親切なスタッフの皆さん https://zahnarztpraxis-muenchen-schwabing.de/japanisch/

2009年からもうすぐ開業10年目。 細やかな対応で歯と歯肉の健康を維持するための治療・予防のためのサービスを提供するライニガー歯科は、ミュンヘン市内のシュバービング地域にあります。 より的確な治療を行うために、口腔内カメラを使用し、歯科医師、衛生士が先端材料を活用して診療します。 パラジウムを含まない合金を使用し、アマルガムの不使用、生体適合性セラミックスの利用など口腔内に優しい素材を利用。 またアレルギーなどのために、ラテックスフリーの手袋を着用するなど細やかな心遣い。 なによりも、しっかりした事前説明をすることで、不安な気持ちを残さず治療が出来る様に対応しています。

©︎待合室 https://zahnarztpraxis-muenchen-schwabing.de/japanisch/

日本人の歯科助手、歯科衛生士が受付業務から診療のアシスタント、クリーニングに至るまでを担当しています。 そのため診察時だけでなく、電話やメールの対応ももちろん日本語可能。 特に、口腔衛生士は日本人が常在し、プロフェッショナル・クリーニングやホワイトニングのみならず、自宅でのケアの指導まで行います。

また医院内に歯科技工所があるため緊密な連携が可能で、ちょっとした修正などもスムーズに対応が可能。 義歯について不安や不満が出た時も、直接マイスター歯科技工に尋ねることもできるなら安心です。

院内では、透明のマウスピ-スを使った歯科矯正、高い歯科技工技術を要求されるラミネ-トベニア治療(セラミックで歯のキャップを作り形や欠けを修正できる治療)ホワイトニング、プロフェッショナルクリーニングや歯周病対策まで美容のためから健康のためまで、様々な治療内容が提供されています。

©︎待合室から見た景色、子どもの遊び場もあり https://zahnarztpraxis-muenchen-schwabing.de/japanisch/

初診の際の問診票もウェブサイトからダウンロード可能、診療前にじっくりと自宅で記入できるのは嬉しいサービスです。(個人的に診療所だと緊張するのか、時間がなくて焦るのか、問診票は書きづらいなと常々思ってました。 自宅で書けるとじっくり取り組めます!)

Zahnarztpraxis Reiniger ライニガー歯科
Zahnarztpraxis Reiniger ライニガー歯科
住所: Georgenstr. 28 + 80799 München-Schwabing
電話: 089-34 32 50
診療時間:
月9-13 + 14-18
火8-13 + 14-20
水8-13 + 14-19
木9-13 + 14-20
金8-14
:全ての保険加入者対象:



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