チロル山間のリゾート地、マイヤーホーフェンでチーズ工場見学を体験!

春夏秋冬楽しめる! 家族でどこかへお出かけしたいなと思ったら、アルプス山脈のふもとのリゾート地、ミュンヘンから車なら2時間前後、電車でも2時間半~3時間半ほどでアクセス可能なMayrhofen – マイヤーホーフェンで、ErlebnisSennerei  –  エアレーブニスセンネライ– 体験型乳製品製造工場を訪問するのはいかがでしょうか?

Advertisements

オーストリア マイヤーホーフェン(ツィラータール)

夏のマイヤーホーフェン

2019年8月、ミュンヘンからオーストリア国境を越えて、オーストリア・アルプスはチロルの山岳地帯にあるZillertal – ツィラー渓谷(ツィラータール)にあるマイヤーホーフェンに行ってきました。

オーストリア・アルプスには、アールベルク、キッツビュール、インスブルック、イシュグルなど、高級なスキーリゾート地が軒を連ねていますが、そんな中でも庶民的と言われているのがツィラータール(ツィラー渓谷)ということです。 その起点であり、観光産業の拠点となる街がマイヤーホーフェンです。

冬のマイヤーホーフェン ©️pixabay-zillertal-mayrhofen-ginzling-gipfel-915173/

チロルのこの地域は特にウィンタースポーツで有名で、マイヤーホーフェンからバスで45分ほどのところにあるHinter-Tux – ヒンタートゥクス氷河には、オーストリアでも唯一、年間を通してスキーができるスキー場もあります。

冬のリゾート地としても有名ですが、マイヤーホーフェンの近辺は春夏秋冬楽しめます。 夏は18ホールのコースを楽しめるゴルフ場もありますし、ツィラータールでのハイキングも楽しいものです。

町の中を歩いている人のほぼ8割が登山靴を履いているマイヤーホーフェンからすぐに、 夏季にも稼働している2つのゴンドラリフト、Ahornbahn- アーホァンバーンとPenkenbahn – ペンケンバーンにアクセスできるので、簡単かつ快適に山岳地帯の自然に浸ることができます。 また、マウンテンバイカー向けには、初心者から上級者向けのトレイルも数多くあるそうです。

マイヤーホーフェンの体験型乳製品製造工場(エアレーブニスセンネライ)

さまざまな魅力にあふれた土地ツィラータール(ツィラー渓谷)ですが、マイヤーホーフェンにはさらにErlebnisSennerei  –  エアレーブニスセンネライ– 体験型乳製品製造工場があり、お天気の良くない日でも家族で楽しむことができます。 夏季はもちろん、冬季も楽しめます。
工場ではチーズやヨーグルトなどの乳製品の製造過程を見学することができるだけでなく、館内にはカフェレストラン、食料品販売所、さらにヤギやブタ、ニワトリなどがいる隣接するミニ農場見学もでき、のんびりとした時間を過ごせます。
このエアレーブニスセンネライ(体験型乳製品製造工場)は、以下の4つのパートに分かれています。

1.乳製品工場見学『 SchauSennerei – シャウセンネライ』

入り口で入場チケット(詳細は下に)を購入し、オーディオガイド機器を受け取ってからから中に入り、見学通路に従って移動します。
6,000 m2のガラス張りの生産エリアを有する見学工場では、チロル地方の干し草ミルクを使って作られるチーズ、ヨーグルトなどの製造工程をライブで体験することができます。
オーディオガイドは6か国語(ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ロシア語)で用意されており、館内にも要所ごとにビデオ、ディスプレイボード、などで詳細なバックグランド情報を知ることができます。

小さい子供用にはオーディオガイドも別のものが用意されており、わかりやすく簡略化された内容となっています。
さて、この工場見学のハイライトは、なんといっても『お楽しみスプーン(GENUSSlöffeln ゲヌスレッフェルン)』でしょう。
これは工場の一角に試食用のステーションが用意されており、新鮮な牛乳から作られたクリーミーなヨーグルトの味と品質を、スプーンでひとさじずつ味を確かめることができるコーナーです。
7つの異なるフレーバーのヨーグルトを試食して、気になる味があったらもう一度もとに戻って味わってもOK。 試食は好きなだけ食べていいそうです。

2.ミニ農場見学『SchauBauernhof – シャウバウアンホーフ』

体験型乳製品製造工場に隣接するミニ農場では、ツィラータールの高山牧草地と山岳農場の様子を見ることができます。
それぞれの動物に適切な環境を用意された牛、羊、山羊、鶏などの家畜と、山岳地帯の植物の花の蜜を集めるミツバチの巣箱などを見学することができます。
小さなお子様向けには、干し草の山、ミニトラクターコース、そしておそらく世界最大の干し草サイロを模した滑り台付きの展望台などがあり、時間を忘れて遊ぶことも不可能ではありません。

3.館内カフェレストラン『Sennereiküche – センネライクーへ』

館内のカフェレストラン『センネライクーへ』では、2.のミニ農場見学『シャウバウアンホーフ』の家畜から産した乳製品その他を使用した、新鮮でおいしい料理が楽しめます。
特におすすめは、チロル地方の特産品である、Graukäse - グラウケーゼ(直訳: 灰色チーズ)を使ったお料理。
このグラウケーゼは、サワーミルクを使って作った スパイシーな酸味のあるチーズで、表皮が緑がかった灰色のカビで覆われることから、この名前があるようです。
チーズ生地自体は白っぽい黄色で、脂肪含有量は最大2%と、脂肪が非常に少ないチーズです。


グラウケーゼを使ったお料理としては、チーズの風味を楽しめるGraukäsesuppe ― グラウケーゼ・ズッペ(グラウケーゼのスープ)のほか、Tiroler Kaspressknödeln - ティローラー・カースプレスクヌーデル (パンとグラウケーゼを混ぜてお団子状に丸めて焼いたお料理)や、Zillertaler Krapfenツィラーターラー・クラプフェン(じゃがいもとチーズを練った餡入りの餃子のようなお料理)などが有名です。
また、酢、油、タマネギ、スパイスでマリネしたSaurer Graukäse―ザウラー・グラウケーゼ(酸っぱいグラウケーゼ)というのもあり、そのままライ麦パンとともに食べてもおいしいです。
メニューにあったら、ぜひ試してみてくださいね。

4.館内食料品販売所

工場で作られたばかりの新鮮な干し草ミルク製品に加えて、2.ミニ農場見学『シャウバウアンホーフ』からの蜂蜜やオーガニックの卵。 さらにご当地ビールや地域の工芸品まで購入可能です。 館内食料品販売所には、 ストーンオーブンベーカリーもあり、天然のサワー種で作られた「Wohlfühlbrot-ボールフュールブロート(幸せパン)」を味わえます。

マイヤーホーフェンの体験型乳製品製造工場(エアレーブニスセンネライ)、入場料金:

開園時間 毎日9:00 – 17:00* 入場は16:15まで
予約不要ですが、月〜金の午前中は見えるアトラクションが多いので推奨
パッケージ1
料金 大人12ユーロ、子供(7歳~14歳)6ユーロ、6歳以下の子供は無料
内容 シャウセンネライのガイドなしツアー(6か国語のオーディオ機器付き*)
+お楽しみスプーン(干し草ミルクとフルーツヨーグルトを含む試食ステーション)
+ シャウバウアンホーフの観光
+ 館内食料品販売所で使用できる€1,00のバウチャー
パッケージ2
料金 大人18.90ユーロ、子供(7歳~14歳)12.90ユーロ、6歳以下の子供は無料
内容 パッケージ1に加えて、
+干し草ミルクを使って作ったチーズ7種の試食、パン&バター付き

*(2019年8月現在の料金と条件 / グループ料金などもあり:公式サイトの料金表LINK

ミュンヘンからマイヤーホーフェンへの行き方

ミュンヘンからマイヤーホーフェンまでの行き方は以下のとおりです。

車での行き方

ドイツからマイヤーホーフェンへ行くには、ミュンヘンからアウトバーン(高速道路)A 8に乗り、Rosenheim – ローゼンハイムでA 93をKufstein – クーフシュタインの国境に向かってください。
オーストリア国内に入ると Vignette – ヴィニエットと呼ばれる通行料金が必要ですのでご注意ください。 ここからはアウトバーン(高速道路)A12上となります。
Wiesing – ヴィーシングの出口を出て、B 169でMayrhofen – マイヤーホーフェンまで進みます。

オーストリアの高速道路(アウトバーン)通行料金ヴィニエット:

オーストリアでアウトバーン(高速道路、バイパスを含む)を走るには、ヴィニエットと呼ばれる通行料金が必要です。
これは、オーストリアの国境に近いガソリンスタンドなどで販売されているステッカーの形で購入します。
ステッカーはフロントウインドーの中央上部か、車の外から見て左上に貼るようにします。
乗用車のヴィニエットの2019年現在の料金は以下のとおり。

年間 89.20EUR
2ヶ月 26.80EUR
10日間 9.20EUR

また、ドイツと同様にオーストリアでは法定により、冬季(11月1日から4月15日まで)の冬用タイヤ着用が必須となっていますので、この期間に旅行される方はご注意ください。

ヴィニエットなしで走行するなら

ドイツ国内のKiefersfelden – キーファースフェルデンで高速道路から降りて、Innsbruck – インスブルック方面のB 171を走行する必要があります。その場合は、 Strass – シュトラスでB 169 のZillertalstrasse – ツィラーターラーシュトラッセに入ります。

電車での行き方:

ツィラータール鉄道のおかげで、電車でマイヤーホーフェンに行くこともできます。 ミュンヘンから、ドイツ鉄道またはオーストリア鉄道を利用して、Jenbach – イェンバッハ駅まで行き、そこでZillertalbahn – ツィラータール鉄道に乗り換え、終点駅のマイヤーホーフェンへ。
所要時間は接続にもよりますが、2時間半から3時間半といったところです。 料金も早割の安いチケットなら大人片道2等車で30ユーロ前後からあります。




こんな記事も読まれています

美容コスメ 関連記事

食・食材 関連記事

ドイツ生活 関連記事